記事の監修
Web集客・マーケティングの専門家として、13年間にわたり厳格な基準と緻密な戦略をもって中小企業の成功を導く。
一時的な集客の手法に頼ることなく、中長期的な効果を持続させる本質的なWeb集客の構築に注力。
『恵ある集客を。』をスローガンに掲げてクライアント様のサービスや商品の核心的な魅力を、的確にターゲットに伝えることを重視したWebサイト運用をサポート。
ホームページは必ず定期的な更新作業が必要です。ホームページを更新しなければ、顧客からの信頼度が低下したりブランドのイメージダウンに繋がるリスクも発生します。
「ホームページを自分で更新したいけど、方法が分からない」
「Webの専門知識がないからホームページ更新は難しそう」
とお悩みの方も多いでしょう。
自社のホームページがどのような方法で制作されているかによって、更新作業は異なります。
本記事では、
- 自分でできるCMSホームページ更新の仕方
- 自分でできるHTMLで制作されたホームページ更新の仕方
- 自分でホームページ更新を行うメリット
をご紹介します。
知識がなくてもホームページ更新を行うことは可能です。ホームページ更新するための確認事項から、更新する際の注意点まで丁寧に解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- ホームページ更新するための必要な確認事項を知りたい方
- CMSやHTMLで制作されたホームページ更新手順を知りたい方
- 自分でホームページ更新を行う際の注意事項を知りたい方
目次
ホームページ更新するための確認事項
まずは自社のホームページがどの方法で制作しているのか明確にしましょう。「どのページのどの部分を修正するのか」もリスト化しておくことで、スムーズに作業に取り掛かれます。
ホームページの更新を行う前に、以下の点を確認しておきましょう。
ドメイン情報
ドメインとは、ホームページがどこにあるのかを判別するインターネット上の住所のようなものです。ドメインは一度登録したらずっと使えるわけではありません。ドメインには「登録有効期限」があります。ドメインの登録を更新することで、自分のドメインを長期間使用し続けることが可能です。
ホームページのドメインを調べるためには、「Whois情報検索サービス」を利用しましょう。Whois(フーイズ)とは、IPアドレスやドメイン名などの登録者情報を検索できるサービスです。インターネット環境があれば誰でも利用できます。代表的なのは「JPRS Whois」や「ICANN Lookup」などがあります。
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サーバー情報
サーバーとは、ホームページのデータや情報を保存し提供する役割を持つコンピューターのことです。ホームページの更新作業には、サーバー情報の中にあるFTPアカウント情報が必要な場合があります。
上記でご紹介したWhoisを利用すれば合わせてサーバー情報の確認も可能です。一般的にはレンタルサーバーを利用している場合が多く、契約しているレンタルサーバー会社のアカウント情報から確認する方法もあります。
CMS
自社のホームページがCMSによって制作されているか、またはHTMLで制作されているかを確認しましょう。
CMSとはコンテンツ・マネジメント・システムの略で、簡単にホームページを制作できる管理ツールです。CMSの中で代表的なのは「WordPress(ワードプレス)」が挙げられます。まずは自社のホームページがWordPressで制作されているか確認してみてください。
WordPressでない場合は、HTMLで制作されている可能性が高いかもしれません。
使用しているCMSを調べる際には、Chromeが提供する「Wappalyzer(ワッパライザー)」を利用するのがおすすめです。GoogleにてWappalyzerの拡張機能をインストールし、調べたいホームページを開くとCMSやプログラミング言語が確認できます。
バックアップ
ホームページの更新作業を行う前に、必ずデータのバックアップを取っておいてください。バックアップを取っていれば、万が一ホームページの更新作業中にミスやトラブルが発生した場合にも安心です。
ホームページの更新作業が成功しても、他の部分で不具合が出ることもあるかもしれません。元の状態に戻して原因を追求する場合にも役に立ちます。
更新内容をリスト化
更新内容をリスト化して、記録に残しておきましょう。特に大規模な更新作業を行う場合は、更新内容を正確に認識しなければ修正漏れが発生してしまう原因となります。
また、複数人で作業を実施する際は二重に更新をしてしまう恐れもあります。更新内容を可視化し共有しておくことが大切です。
自分でできるCMSホームページ更新の仕方
ここでは、CMSで制作されているホームページ更新の仕方をご紹介します。
CMSは専門知識がなくてもWebサイトの更新ができるため、自分でも簡単にホームページの更新作業を行うことが可能です。
CMSの管理画面URL、ログイン情報となるIDとパスワードを確認しましょう。
CMSのホームページ更新手順
1,制作されたCMSの管理画面にログイン
CMSにログインして管理画面やダッシュボードを表示しましょう。
2,編集画面を開く
表示されている管理画面やダッシュボードから、更新したいホームページ画面を選択しましょう。
3,更新したいテキストや画像・デザインを修正
ホームページを更新する内容を実際に編集します。CMSは表示されている画面から直感的な操作が可能なため、専門知識がなくても簡単に編集できます。
4,保存して公開
必要に応じて下書き保存を行ったり、プレビューで修正内容が反映されているか確認してください。更新作業が終了したら保存をして公開設定をすれば完了です。
CMSのホームページを更新する際の注意点
CMSのホームページを更新する際は、必ずプレビューをチェックしてください。PCでは更新内容が思い通りに反映されていたとしても、スマホやタブレットではレイアウトやデザインが崩れている可能性があります。ホームページの更新内容を確認する際には、複数端末でチェックするのが大切です。
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自分でできるHTMLで制作されたホームページ更新の仕方
ここでは、HTMLで制作されたホームページ更新の仕方をご紹介します。
HTMLで制作されたホームページを更新する場合は、自身でHTMLのソースコードを入力する必要があります。しかし更新作業自体は難しくありません。プログラミング言語を一度理解すれば、自分でホームページ更新を行うことは可能です。
サーバーのFTPアカウント情報、HTMLを編集するコードエディタを用意しておきましょう。
HTMLで制作されたホームページ更新手順
HTMLで制作されたホームページを更新するには、サーバーに接続してファイルを編集する必要があります。
1,FTPソフトをダウンロード
サーバーと利用するPC間でファイルを送受信するために必要です。更新したホームページ情報をアップロードするために利用するソフトになります。
2,FTPソフトでサーバーに接続
FTPソフトでサーバーに接続するには、ホスト名(FTPサーバー名)、ユーザー名(FTPアカウント名)、パスワードが必要です。
3,サーバーから該当のHTMLファイルをダウンロード
サーバーにあるホームページ情報のデータをPCにダウンロードします。
4,テキストエディタでダウンロードしたHTMLファイルを開く
HTMLファイルは「テキストエディタ」と呼ばれるツールを利用しなければ開けません。ホームページ制作ソフトを利用するか、Windowsであれば「メモ帳」、MacOSであれば「テキストエディット」でファイルを開きましょう。
5,更新したいテキストや画像を修正
HTMLで書かれているホームページ情報が表示されます。コードエディタを利用すると効率よくテキストを修正できます。
6,HTMLファイルを保存
更新が完了したらバックアップを取って保存しましょう。
7,再度FTPソフトでサーバーに接続
8,編集したHTMLファイルをアップロード
指定されたフォルダへ更新したデータを格納すれば完了です。
HTMLで記述されたホームページを更新する際の注意点
HTMLのホームページ更新には、専門的なWeb知識がなければ難しいでしょう。知識がない初心者が下手に修正してしまうと、レイアウトが崩れたり画像が表示されなくなる恐れがあります。ある程度の専門知識を習得してから更新を行うことをおすすめします。
ホームページ更新しないと起こるリスク
ホームページを制作しただけでは集客は見込めません。ホームページを定期的に更新して最新情報を届け、アクセスしてもらうことが大切です。
ここではホームページ更新をしないと起こるリスクを5つご紹介します。
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自社ブランドのイメージダウン
ホームページ更新を怠ると、自社ブランドのイメージダウンを招きます。ホームページを更新する費用がないほど経営が良くないと疑われたり、顧客を大事にする姿勢が見えないなど良くない印象を持たれるでしょう。
ホームページに最新情報を掲載することで、活気に溢れる印象を与えられるためイメージアップに繋がります。
リピーター率の低下
ホームページに掲載されている情報が古い情報であれば、アクセスしたユーザーは不安を感じるでしょう。自社のサービスや商品を長期的に利用している既存顧客も、ホームページが更新されていなければ徐々にアクセスしなくなります。
新サービスや新商品を掲載することで、リピーター率を向上させる効果があります。ホームページの更新は既存顧客との関係性を構築するためにも必要です。
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トラブル発生リスク
ホームページの更新をしなければ、万が一ホームページの掲載内容に間違いがあった場合に早急な修正が行えずトラブルの原因となります。ホームページを更新しなければ、掲載内容が間違っているのに気づかず放置してしまう可能性もあるでしょう。その結果、ホームページの情報に魅力を感じて商品を購入したユーザーは、実際の商品と掲載内容に相違があるため不信感を抱きます。悪印象の口コミが増えると企業全体のイメージが下がってしまう恐れもあるでしょう。
常にホームページの更新を行うことで、トラブル発生のリスクを抑えられます。
セキュリティ障害
ホームページの更新が滞ると、悪意のある第三者に狙われる可能性が高まります。ホームページの情報が改ざんされたり、個人情報やクレジットカード情報も盗まれてしまう危険性があります。また、ホームページ上にウイルスが仕込まれることもあるかもしれません。
ホームページを更新しないと、第三者から狙われやすいためセキュリティ障害が発生するリスクがあります。
検索エンジンからの評価が下がる
ホームページを更新しなければ、Googleからの評価が下がり検索上位に表示されません。検索エンジンは古い情報よりも、ユーザーの役に立つ新しい情報を掲載しているホームページを評価します。
競合他社がホームページを熱心に更新していれば、検索順位に差が開いてしまいます。更新頻度とSEOは直接的に影響があるわけではないですが、情報が古くなればアクセス数も減少し検索順位にも影響が出てしまうでしょう。
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自分でホームページ更新を行うメリット
現在ではホームページの更新をすべて制作会社に依頼しているケースも一般的です。しかし自分でホームページ更新ができればメリットもあります。
自由なタイミングで更新できる
自分でホームページ更新ができれば、自由なタイミングで更新作業が行えます。ホームページの素早い更新が必要になる場合もあるでしょう。専門家に依頼していると、更新対応が遅くなる可能性があります。
自分でホームページ更新を行えば、スケジュール通りに更新作業ができるのがメリットです。常に最新情報を保てるため、ユーザーからの信頼度も増します。
費用がかからない
ホームページ制作会社に依頼するよりも、自分でホームページ更新を行えば費用はかかりません。HTMLで制作されたホームページは更新作業が大変なため、更新のたびに費用がかかってしまいます。
ホームページの大きな更新作業やリニューアル以外は、自分で更新することで余計な費用がかからないためコスト削減が可能です。
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自分でホームページを更新作業が難しい場合
ホームページ更新作業が難しいと感じたら、専門家に依頼するのが安心です。更新作業に失敗してしまえば、ホームページが閲覧できなくなる可能性もあります。
バックアップを取っていれば復旧できますが「実はバックアップ自体も取れていなかった」というケースも珍しくありません。自分でホームページ更新を行うほうがリスクが大きいと判断した場合は、費用をかけてでもホームページの専門家に依頼するほうが良いでしょう。
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専門家にホームページ更新を依頼するメリット
ホームページの更新作業をどこまで外注するかにもよりますが、専門家に依頼することで大きく2つのメリットがあります。
定期的な更新作業
ホームページの更新は、まめに行えば行うほど作業ボリュームも膨大です。更新頻度が多く作業量があまりにも多い場合は、専門家に外注するほうが効率的な場合もあります。自社で行う更新作業の手間がかからないため、その分ほかの業務にリソースを割くことが可能です。
高品質なホームページの維持
専門家に依頼することで高品質なホームページが維持できます。長年の制作経験があれば、デザイン面だけでなく機能面でも質の高いホームページが期待できます。自社で対応できないような高いレベルの更新も行えるのがメリットです。
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まとめ
ホームページの更新は必要不可欠です。ホームページの更新をしないとさまざまなリスクを抱えてしまいます。
自分でホームページの更新を行えば、余計なコストをかけずに素早い更新作業ができるのがメリットです。しかし専門知識がなくむやみにホームページ更新を行えば、レイアウトが崩れたり画像が表示されないなどのリスクもあります。
自社のホームページ更新作業のボリュームや、どのくらいのリソースを割くべきかも検討し、専門家に依頼する方法も視野に入れて効率的なホームページ更新を行いましょう。
- CMSのホームページを更新する際は、必ず複数端末でのプレビューをチェックする
- HTMLで制作されたホームページは、ある程度の専門知識を習得してから更新を行う
- 自社で更新作業が難しいと感じた場合は、専門家に依頼することで効率的なホームページ更新が可能