ホームページ制作会社の乗り換え手順|引き継ぐものと止めない順番

解約は、最後に。 止めずに移る乗り換えの順番

記事の監修

株式会社めぐみや
代表取締役社長

大浦 理

「はじめてのWebサイト運用・集客入門」著者

Web集客・マーケティングの専門家として、15年間にわたり厳格な基準と緻密な戦略をもって中小企業の成功を導く。
一時的な集客の手法に頼ることなく、中長期的な効果を持続させる本質的なWeb集客の構築に注力。
『恵ある集客を。』をスローガンに掲げてクライアント様のサービスや商品の核心的な魅力を、的確にターゲットに伝えることを重視したWebサイト運用をサポート。

「今の制作会社は返信が遅い。別の会社に替えたいが、ホームページやメールが止まらないか心配だ」
「乗り換えたいが、今の会社から何を受け取ればよいのか分からない」
「毎月の費用を払っているのに、問い合わせが増えない」

Yahoo!知恵袋にも「制作会社の対応が遅くてすぐに対応してもらえない状態です。そこで、他社さんに乗り換えできないものかと考えているのですが、ホームページの管理会社を変更することって可能なのでしょうか。」という相談があります。

乗り換えで気をつけたいのは、サイトやメールが止まらないかだけではありません。検索から人が来ているページのURLや、アクセス解析の過去の数字といった集客の資産も、手順に入れておかないと引き継げないことがあります。

他の制作会社が作ったホームページの引き継ぎのご相談も受けている、めぐみやの立場からお伝えします。本記事では、

  • 乗り換えられるかの決め手と、止めずに移る6つの手順
  • 契約で確かめる条件と、名義と権限で一覧にする引き継ぐもの
  • 乗り換え前に控える数字とURL、切り替えと解約の順番、乗り換えた後の比べ方

を順にご紹介します。次の制作会社の選び方は「ホームページ制作会社の選び方とは?発注前の事前準備と選定基準」に、作り直すときの進め方は「ホームページのリニューアルは何から?集客を落とさない進め方」に譲ります。

この記事はこんな人におすすめ
  • 今の制作会社・管理会社の対応や費用に不満があり、乗り換えを考えている経営者の方
  • 乗り換えでホームページやメールが止まらないか、何を受け取ればよいか不安な方
  • 乗り換えのついでにホームページを作り直すか迷っている担当者の方

\通勤中・作業中にどうぞ!/この記事のAI音声版ポッドキャストが聴けます

ホームページ制作会社は乗り換えられる?止めずに移る6つの手順

乗り換えられるかの決め手と6つの手順を、データ・ドメイン・サーバーの3つとともに示した図解。

ホームページ制作会社の乗り換えは、多くの場合できます。サイトやメールが止まるのは、名義の確認と切り替えの順番を誤ったときです。前半の4つは、不満を分ける、契約を確かめる、引き継ぐものを一覧にする、数字とURLを控える、です。後半の2つで、次の会社を決めて引き渡しを頼み、新しい側を確かめてから切り替えて最後に解約します。

多くの場合は乗り換えられる。止まるのは、名義と順番を誤ったとき

乗り換えられるかは、ホームページのデータ・ドメイン・サーバーの3つで決まります。ドメインはホームページの住所にあたる「example.co.jp」のような文字列で、サーバーはデータの置き場所です。データを受け取れること、ドメインの名義が自社にあること、サーバーを自社の契約にするか新しいサーバーへ移せること。この3つがそろえば、見た目もURLもそのまま引き継げます。

メールアドレスも同じドメインを使っているので、ドメインを引き継げば変わりません。ここでいう切り替えは、ドメインの設定(DNS。住所と置き場所を結び付ける設定)を変えて、ホームページとメールの行き先を新しいサーバーに向けることです。メールが今の制作会社のサーバーで動いている場合は、切り替えの日にメールの届き先も変わり、受け皿が無いと届かなくなります。メールの移し先を先に用意しておけば、止めずに済みます(手順6)。

制作会社が独自に作った更新の仕組みで動いているサイトは、データを他のサーバーへ移せないことがあります。その場合でも、ドメインを自社に移せれば、同じドメインのまま作り直せます。制作と保守を同じ会社に頼んでいる場合も、保守・管理だけを別の会社に移す場合も、進め方は同じです。

乗り換えの6つの手順と、この記事の章

手順と章の対応を表にしました。章の名前を押すと、その章に移ります。今の会社に乗り換えを伝えるのは手順5からです。手順1〜4は、自社で確かめられる範囲を先に進めます。今の会社に頼まないと手に入らない情報やデータは、手順5で頼む項目に回します。次の会社の候補への相談や見積もりの依頼は、手順1で次の会社に何を頼むかが決まった時点から始めて構いません。手順3・4で調べ方や見方が分からないときは、候補の会社に聞くこともできます。

手順 やること この記事の章
1 不満が会社を変えて直るかを分け、次の会社に頼むことを決める 手順1 不満を分ける
2 契約書で解約と引き渡しの条件を読み、切り替えの日を逆算する 手順2 契約を確かめる
3 引き継ぐものを、名義と権限で一覧にする 手順3 引き継ぐものの一覧
4 検索から人が来ているページと検索語、問い合わせにつながるページを控える 手順4 数字とURLを控える
5 次の会社を決めてから、今の会社に情報とデータの引き渡しを頼む 手順5 引き渡しを頼む
6 新しい側を確かめてから切り替え、最後に解約を伝える 手順6 切り替えと解約
乗り換え後 同じ条件で数字を比べ、改修するか作り直すかを決める 乗り換えた後

手順1 乗り換える前に、不満が「会社を変えて直るか」を分ける

乗り換える前の不満の分け方を、直りやすい不満・費用の確かめ方・残りやすい不満とともに示した図解。

乗り換える前に、今の不満が会社を変えて直るものかを分けます。めぐみやにいただく乗り換えのご相談で多いきっかけは、返信や対応が遅い、費用が高い、成果が出ない、の3つです。このうち成果の不満は、会社を変えても残ることがあります。先に分けておくと、次の会社に何を頼むかが決まります。

会社を変えると直りやすい不満:返信・対応が遅い、頼んだ情報を渡してもらえない

返信や修正の速さは、会社ごとの体制で変わります。次の会社を選ぶときに返事の目安を確かめておけば、乗り換えで直りやすい不満です。ログイン情報や契約の名義を尋ねても教えてもらえない状態も、乗り換えを考える理由の一つです。

ただ、返事が遅いと感じた経緯を日付つきで書き出し、一度今の会社に伝えてみる価値はあります。契約の範囲外の作業を頼んでいた、窓口の担当者が決まっていなかった、といった行き違いなら、伝えるだけで改善することもあります。

費用が高いときは、作業の範囲と内訳を確かめてから決める

毎月の保守費用が高いと感じたら、乗り換えを決める前に、その費用に何の作業が含まれているかを確かめます。サーバーとドメインの費用、更新の仕組みの保守、文章の修正、毎月の報告のどれが入っているかで、他社と比べたときの高い・安いが変わります。

乗り換えには、引き継ぎの作業費などの費用が別にかかります(手順5の費用)。今の会社と乗り換えた後の費用を比べるときの前提は、期間をそろえることです。たとえば、今の会社に1年間払う費用と、乗り換えた後の1年分の費用を並べます。乗り換えた後の側には、月額1年分に乗り換えの費用(手順5の4つ)を足し、含まれる作業が同じかも見比べます。更新作業の料金の目安は「ホームページ更新代行の選び方は?サービス内容別の料金相場をご紹介」でまとめています。

会社を変えても残りやすい不満:成果が出ない

Yahoo!知恵袋には「今の業者にホームページの作成を業者に任して5年です。2社で毎月12万円も費用を掛けているのに、ホームページからくる売上は年間で10万円程度です。」という相談があります。

成果が出ない理由が、制作会社の腕にあるとは限りません。更新代行を頼んでいても集客が動かない、というご相談は、めぐみやにも寄せられます。そこでよく伺うのは、数字を見て評価していないことと、何のために誰に向けて更新するかが決まっていないことです。依頼先が制作会社でなくても同じです。以前に別のコンサルタントへ依頼していた方からは、テクニックの話ばかりで、集客は増えても売上につながらなかったと伺うことがあります。

目的と見る数字が決まらないまま会社だけを替えると、次の会社でも同じ不満が残ります。乗り換えの前に決めておくのは、ホームページで解決したいこと(問い合わせを増やしたい、採用につなげたい など)と、成果を確かめる数字の2つです。どちらも1つに絞ります。

次の会社に頼むこと:管理だけ移す・移してから改修する・作り直す

不満を分けると、次の会社に頼むことは、管理だけ移す・移してから改修する・作り直す、の3つのどれかです。どれを選ぶかで、手順4で控える数字と、次の会社に確かめることが変わります。

頼み方 向いている場合 先に決めておくこと
管理だけ移す(今のサイトのまま、保守と更新を新しい会社へ) 不満が返信・対応や費用で、サイトの中身には大きな不満が無い 更新の頼み方と返事の目安、毎月の報告の形
移してから改修する(管理を移した後、弱いページから直す) 成果の不満があり、どのページが弱いかを数字で確かめたい 乗り換え前に控える数字(手順4)と、成果を確かめる数字
作り直す(リニューアル) スマートフォンで見づらい、自社で更新できないなど、今のサイトのままでは目的に届かない 残すページとURL、旧URLからの転送の扱い(手順4)

頼む先の候補は、頼み方で変わります。管理だけ移すなら保守と更新を受ける会社、移してから改修するならアクセス解析と改善の提案ができる会社です。作り直すなら制作会社が候補で、制作会社の中にも改善の提案まで行う会社はあります。迷ったら管理だけを先に移し、乗り換えた後の数字を見てから改修か作り直しかを決める進め方もあります。

成果の不満が中心で、まず数字を見て直すところから相談したい場合は、めぐみやのWeb集客コンサルティングも選択肢の一つです。なお、めぐみやはサーバー・ドメインの保守は行っていません。

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手順2 今の契約で、解約と引き渡しの条件を確かめる

今の契約で確かめることを、契約書の4つの条項・解約の申し出の期限・リースや分割払いとともに示した図解。

乗り換えを決めたら、今の会社に伝える前に契約書を読みます。確かめるのは、いつ・どうやめられるかと、やめるときに何を渡してもらえるかです。ここで分かった期限が、切り替えの日を決める基準になります。

契約書で読む4つ:契約期間と更新・解約の申し出の期限・途中で解約するときの費用・制作物の権利と引き渡し

読むのは、契約書のうち次の4つの条項です。

読むところ 確かめること
契約期間と更新 いつまでの契約か。自動で更新されるか
解約の申し出の期限 やめる何か月前までに、どの方法(書面・メールなど)で伝えるか。伝えた後、サーバーやメールがいつ止まるか
途中で解約するときの費用 期間の途中でやめると、残りの月の費用や手数料がかかるか
制作物の権利と引き渡し サイトのデータ・文章・写真・デザインを誰のものとし、解約のときに渡すか。渡すのは有料か

契約書が見当たらないときは、申込書や見積書、請求書の明細からも、契約の期間と金額の手がかりが分かります。それでも分からない条件は、手順5で今の会社に確かめる項目に入れます。

解約の申し出の期限から、切り替えの日を逆算する

解約は最後に伝えますが(手順6)、申し出の期限は先に押さえます。このとき分けて考えたいのが、解約を伝える日と、サーバーやメールが実際に止まる日です。たとえば3月31日が満了で「満了の1か月前までに書面で通知」とあれば、通知の期限は2月末で、止まるのは契約が終わる3月31日です。止まる日が契約書から読み取れなければ、手順5で今の会社に確かめます。解約は切り替えを確かめ終えてから伝えるので、切り替えは2月末より前に終えておきます。そこから逆算して置くのが、次の会社を決める日と引き渡しを頼む日です。期限を過ぎると、契約が自動で1期分更新されることがあります。

各段階にかかる日数は、今の会社の返事の早さと、引き継ぐものの量しだいです。次の会社の候補に、見積もりの段階で日程の目安を出してもらうと、逆算の日付を置きやすくなります。

予定どおり進めても、次の会社との契約が始まってから今の契約の満了までは、新旧の契約が重なります。その間の費用も、乗り換えの費用の一部です。通知の期限(例では2月末)までに切り替えを終えられないときの選択肢は、1期分の更新を受け入れるか、切り替えの前に解約を伝えるかの2つです。更新を受け入れると、もう1期分の費用がかかります。切り替えの前に解約を伝える場合は、今の契約の満了日(例では3月31日)までに切り替えを終えることが条件です。その場合も、先に情報とデータを受け取り終えておけば、関係がこじれても新しいサーバーへ移す作業を続けられます。

リースや長期の分割払いは、残りの支払いと解約の条件を先に確かめる

知恵袋には「今と同じコストでリニューアルするという会社があるのですが、6年のクレジット契約という感じです。」という相談もあります。次の会社からの提案に長期の分割払いが含まれることもあるので、今の契約と次の契約の両方で確かめたい点です。リースや長期の分割払いで契約していると、支払いの相手がリース会社や信販会社になっていることがあります。

その場合に気をつけたいのが、制作会社との保守の契約をやめても、残りの支払いが続くことです。乗り換えの前に、誰との契約で、途中でやめたら何が残るかを契約書で確かめます。判断が難しいときは、弁護士や商工会議所などの相談窓口で契約書を見てもらうと安心です。

写真やデザインを次のサイトで使えるかは、契約で決まる

「今のWebサイトの写真画像をコピーしてこれから作るWebサイトに使うのは著作権的にどうなのでしょうか。写真は前の制作会社が撮って加工したもの(以下略)」という相談も見つかります。

制作会社が撮影・加工した写真や、作ったデザインを次のサイトでも使えるかは、契約の取り決めしだいです。デザインの編集用のファイル(元データ)は渡さない取り決めにしている会社もあります。使い続けたい写真やデザインがあれば、契約書の権利の条項を読み、手順5で使ってよいかを今の会社に確かめます。

手順3 引き継ぐものを、名義と権限で一覧にする

引き継ぐものの一覧を、サイトとメールを動かす4つ・集客を動かす5つ・見落としやすい3つとともに示した図解。

引き継ぐものは、サイトとメールを動かす4つと、集客を動かす5つに分けて一覧にします。それぞれ書き出すのは、誰の名義か、自社がログインできるか、の2点です。まずは手元の契約書・請求書・メールで分かる範囲を、今の会社に知らせずに書き出します。分からない項目は、手順5で今の会社に頼む項目になります。

サイトとメールを動かす4つ:ドメイン・サーバー・管理画面(CMS)・メール

めぐみやが引き継ぎのご相談を受けたとき、お客様の手元に無いことが多いのは、ホームページの管理画面のログイン情報と、サーバーのログイン情報です。どちらも、制作会社が設定して預かったままになっていることがあります。

引き継ぐもの 自社が持っていたい状態 確かめる場所
ドメイン(ホームページの住所) 契約の名義が自社で、ドメインの管理画面にログインできる ドメインの契約会社から届く更新の案内(自社に届いていなければ、制作会社が契約している可能性があります)。登録者を調べるWHOIS検索
サーバー(データの置き場所) 契約者が自社で、サーバーの管理画面にログインできる サーバー会社からの請求書や契約のメール
管理画面(CMS。WordPressなどの更新の仕組み) 自社のアカウントが管理者の権限を持っている 管理画面のユーザーの一覧(ログインできなければ、それ自体が手順5で頼む項目)
メール どのサーバーで動いているかと、アカウントの一覧を把握している メールソフトのアカウント設定にある受信サーバーの名前(読み方が分からなければ次の会社の候補に見てもらう)

WHOIS(フーイズ)検索は、ドメインの登録者などを調べられる公開の仕組みです。「.jp」で終わるドメインなら、JPRS(「.jp」を管理する会社)のWHOIS(whois.jprs.jp)で調べられます。「.com」などの場合の調べ先は、ICANN(ドメインの国際的な管理団体)のLookup(lookup.icann.org)です。検索結果では、登録者の欄が自社かどうかを見ます。自社でない場合の名義の移し替えは、手順5で頼む項目です。見方が分からなければ、検索結果の画面を次の会社の候補に見てもらいます。

集客を動かす5つ:Search Console・GA4・タグマネージャー・Googleビジネスプロフィール・広告のアカウント

集客に使う道具のアカウントも、引き継ぎで抜けやすいものです。めぐみやへの引き継ぎのご相談では、GA4とSearch Consoleのアカウント情報も、手元に無いことが多いものの一つです。制作会社のアカウントで作られていると、乗り換えた後に過去の数字を見られなくなることがあります。

道具 分かること・役割 自社が持っていたい状態
Search Console(Googleの無料ツール) Google検索での表示回数・クリック数・検索語 自社のGoogleアカウントが「所有者」
GA4(Googleの無料のアクセス解析) 訪問者の数、どのページを見て問い合わせたか 自社のGoogleアカウントが「管理者」
Googleタグマネージャー GA4などの計測用のコード(タグ)の設定 自社のGoogleアカウントが管理者の権限を持っている
Googleビジネスプロフィール Googleマップに出る会社の情報と口コミ 自社が「メインのオーナー」
広告のアカウント(Google広告など) 広告の配信と費用 自社のアカウントが管理者の権限を持っている

自社が持っている権限は、自社のGoogleアカウントでそれぞれの道具に入り、ユーザー(アクセス権)の一覧で確かめます。入れない、または一覧を見られない場合は、手順5で追加を頼む項目です。

権限の強さは、道具ごとに役割で分かれています。Search Consoleで他の人に権限を付けられるのは、所有者だけです(Search Console ヘルプ)。GA4でユーザーの追加と削除ができるのは管理者です(アナリティクス ヘルプ)。Googleビジネスプロフィールはオーナーを複数置けますが、メインのオーナーは1人だけです(ビジネス プロフィール ヘルプ)。

業者には編集や閲覧の権限で入ってもらい、所有者・管理者・メインのオーナーは自社が持つ形にしておきます。こうしておけば、次に乗り換えるときに権限を返してもらう手間がかかりません。使っていない道具は、一覧に書かなくて構いません。使っているか分からなければ、手順5で次の会社と今の会社に確かめます。

見落としやすい3つ:問い合わせフォームの通知先・予約や地図など外部サービスとのつながり・写真と原稿の元データ

4つと5つのほかに、次の3つも一覧に入れます。

  • 問い合わせフォームの通知先:問い合わせが届くメールアドレスと、自動返信の文面。今の会社のアドレスに届く設定のままだと、乗り換えた後に問い合わせを見落とすことがあります。
  • 外部サービスとのつながり:予約・地図・決済・チャットなど、ホームページの中で別のサービスを呼び出している箇所。それぞれの契約者とログイン情報を確かめます。
  • 写真と原稿の元データ:自社で撮った写真や書いた原稿でも、元のファイルが手元に残っていないことがあります。社内の決まった場所にまとめておけば、次の乗り換えでもそのまま使えるでしょう。

名義が制作会社のままなら、手順5で自社名義への移し替えを頼む項目に入れる

知恵袋には「ホームページの管理者変更を言ったら拒否されました。そしてドメインを移行のお願いをしたら無理と言われました。」という相談があります。名義が制作会社のままだと、移し替えには今の会社の協力が欠かせません。

一覧で名義が制作会社になっている項目は、自社名義への移し替えを、手順5で頼む項目に入れます。協力が得られないときの進め方は、手順5の「引き渡しを断られた・連絡が取れないとき」で扱います。

手順4 乗り換え前の数字とURLを控え、集客の資産を守る

乗り換え前に控える数字とURLを、Search Console・GA4・URLの対応表とリダイレクトとともに示した図解。

乗り換えの前に、検索から人が来ているページと検索語、問い合わせにつながっているページを控えます。サイトやメールが止まらなくても、ページのURLが変わったり計測が途切れたりすると、検索から来ていた人が減ったことに気づけません。控えた数字は、乗り換えた後に比べる基準になります。Search ConsoleとGA4を自社のアカウントで見られない場合は、手順5で権限の追加を頼み、切り替え(手順6)の前に控えます。

Search Consoleで、検索から人が来ているページと検索語を書き出す

Search Consoleの「検索パフォーマンス」で、乗り換えの前の数か月分について、ページごとのクリック数と表示回数、主な検索語を書き出します。クリックの多いページが、検索からの集客を支えているページです。乗り換えと同時に作り直す場合も、これらのページは残すか、内容を引き継ぐページを決めておきます。

GA4で、問い合わせにつながっているページと、閲覧した人のうち問い合わせた割合を控える

GA4では「探索」という機能で、問い合わせた人がどのページを見ていたかと、問い合わせの多いページごとに、閲覧した人のうち問い合わせた割合を控えます。件数だけでなく割合も控えておくと、乗り換えた後に閲覧が増えたのか、問い合わせにつながりやすくなったのかを分けて見られます。

前提は、問い合わせの完了をGA4のイベント(キーイベント)として計測していることです。設定されているか自社で判断がつかなければ、手順5で自社の権限を整えたあと、次の会社をGA4のユーザーに追加して確かめてもらいます。設定されていない場合は、これまでの割合は控えられません。件数は問い合わせメールやフォームの送信の記録から数えて控えます。設定は次の会社に頼み、設定してから切り替えまでの割合を控えて、乗り換えた後と比べます。GA4の操作の仕方は、次の会社の候補に聞いて構いません。

URLを変えるなら、旧URLと新URLの対応表とリダイレクトを依頼の条件に入れる

乗り換えと同時に作り直す、ページを整理するなど、ページのURLが変わる場合は、旧URLと新URLの対応表を作ります。そのうえで、旧URLを開いた人と検索エンジンを新URLへ転送する設定(リダイレクト)を、次の会社への依頼の条件に入れます。Googleも、URLが変わるサイトの移転では、元のURLから新しいURLへの永続的なリダイレクトを勧めています(Google 検索セントラル)。

めぐみやがお受けする、リニューアル後に集客が減ったというご相談は、URLやページの中身を変えるときの準備不足が大半です。今の資産を確かめないまま、作り直しを進めてしまったケースにあたります。


押出成形加工業のエクセル東海様は、ホームページのリニューアルの後に集客とお問い合わせが減った状態で、めぐみやにご相談をいただきました。引き継いで調べると、リダイレクトなどの処理が行われていませんでした。旧サイトが持っていた評価やページを少しでも拾い直す施策から始め、回復までは4か月でした。

ご支援実績株式会社エクセル東海様 押出成形加工業/静岡県

リニューアル後の集客減をV字回復し大型受注を獲得。


URLの対応表の作り方と作り直すときの進め方は「ホームページのリニューアルは何から?集客を落とさない進め方」で、URLが変わって集客が減った後の戻し方は「ホームページのリニューアル後に集客が減った原因と復旧の順番」で詳しく書いています。

自社でSearch ConsoleやGA4を見るのが難しい場合は、めぐみやの無料ホームページ診断もご利用ください。診断では、今どんな検索語でサイトに来ているかもお伝えしています。ご依頼はお問い合わせフォームから。

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手順5 次の会社を決めてから、今の会社に引き渡しを頼む

次の会社を決めてからの引き渡しの頼み方を、次の会社に確かめる4つ・乗り換えの費用・今の会社に頼む項目とともに示した図解。

今の会社に声をかけるのは、次の会社を決めてからです。そのときも、解約より先に、引き渡してほしい情報とデータを頼みます。次の会社を先に決めるのは、受け取ったデータをすぐ確かめてもらうためです。解約を先に伝えると、関係がこじれたときに、引き継ぎに要るやり取りまで止まることがあります。

次の会社に確かめる4つ:引き継ぎの作業範囲・今の会社とのやり取りを誰がするか・切り替えの前後の確認・公開後の数字を誰が見るか

次の会社には、見積もりの段階で次の4つを確かめます。見積もりの金額に何が含まれるかも、この4つで分かります。

  • 引き継ぎの作業範囲:サーバーの移転、ドメインの設定の切り替え、メールの移行のどこまでが見積もりに含まれるか
  • 今の会社とのやり取りを誰がするか:自社が連絡するのか、技術的な部分は次の会社が直接やり取りするのか
  • 切り替えの前後の確認:切り替えの当日と翌日に、表示・フォーム・メールを確かめてくれるか
  • 公開後の数字を誰が見るか:手順4で控えた数字と、乗り換えた後の数字を比べてくれるか。毎月の報告に何が入るか

次の会社の選び方の全体は「ホームページ制作会社の選び方とは?発注前の事前準備と選定基準」で、目的の整理から選ぶ基準までまとめています。

乗り換えでかかる費用は4つ:引き継ぎの作業費・データの引き渡しの手数料・途中で解約する費用・新旧の契約が重なる月の費用

乗り換えには、次の会社の月額とは別に、次の4つの費用がかかることがあります。金額は契約の条件と作業の量で変わるので、それぞれ見積もりや契約書で確かめます。

  • 引き継ぎの作業費(次の会社):サーバーの移転や設定の切り替え、データを受け取れなかった部分の作り直し
  • データの引き渡しの手数料(今の会社):契約で有料と決まっている場合
  • 途中で解約する費用(今の会社):期間の途中でやめる場合の、残りの月の費用や手数料
  • 新旧の契約が重なる月の費用:次の会社との契約が始まってから今の契約の満了までの間、両方に払う月額(手順2)

今の会社に頼む項目の例:解約より先に、項目と期限を書いて

今の会社には、メールなど記録が残る形で、渡してほしいものと期限を項目で書いて頼みます。手順3の一覧で分からなかった項目が、そのまま頼む項目になります。

  • ドメインの契約会社と、管理画面のログイン情報(名義が制作会社なら、自社名義への移し替え)
  • サーバーの契約内容と、データを移すためのログイン情報
  • ホームページの管理画面(WordPressなど)の、自社用の管理者アカウント
  • メールの設定(どのサーバーで動いているか、アカウントの一覧)
  • 集客の5つの道具(手順3の表)への、自社アカウントの追加(表の権限で。ビジネスプロフィールはメインのオーナーを自社に移す)
  • 問い合わせフォームの通知先と、予約や地図など外部サービスの契約者
  • サイトのデータ一式と、写真の元データ(契約で渡すと決まっている範囲)
  • 手順2で分からなかった契約の条件と、写真やデザインを次のサイトで使ってよいか

伝え方は、ホームページの管理を移す(移管する)準備を始めたことと、いつまでに何が要るかを書く形にします。解約の時期はデータを受け取ってから相談する、と添えておくと、相手も準備を進めやすくなります。

知恵袋に寄せられた「契約書通りに契約の終了を通告したところ、契約を続けないならおたくのHPを全部消すと脅(?)されました。」という相談は、解約を先に伝えた例です。解約を先に伝えて関係がこじれると、データを受け取る前にサイトが止まるおそれがあります。情報とデータを受け取ってから解約を伝える順番なら、こじれたときもサイトとメールを守れます。

データの受け取り方と断られたときの対応を、サイトのファイル一式・データベース・ドメインの優先とともに示した図解。

データは形式を指定して受け取り、その日のうちに次の会社で開けるかを確かめる

データは「次の会社が再利用できる形で」と目的を伝えて受け取ります。WordPressのサイトなら、サイトのファイル一式(テーマ・プラグイン・画像)と、データベースを書き出したファイルです。ページを印刷したPDFや画面の画像だけでは、次の会社はサイトを動かせません。

受け取ったら、その日のうちに次の会社へ渡し、開けるかを確かめてもらいます。足りないファイルがあっても、今の会社との契約が続いているうちなら、追加で頼みやすいためです。

引き渡しを断られた・連絡が取れないときは、ドメインとメールを先に自社へ

引き渡しを断られる、高い手数料を求められる、連絡が取れない、といった場合は、まず契約書の権利と引き渡しの条項を読み直します。そのうえで優先するのはドメインです。ドメインを自社で使えれば、サイトのデータを受け取れなくても、同じドメインのまま作り直せて、メールアドレスも変えずに済みます。

ドメインの登録者は、手順3のWHOIS検索で調べられます。名義が自社であれば、相談先はドメインの契約会社(更新の案内を出している会社)です。どこか分からなければ、WHOISの結果を次の会社に見てもらいます。

メールも、ドメインを自社で扱えれば、新しいメールの置き場所を用意して向け先を変えられます。過去のメールは、社員それぞれのメールソフトに残っているうちに控えを取っておくと安心です。名義が制作会社で協力が得られないときや、契約の解釈で意見が分かれるときは、弁護士などの相談窓口を頼ります。

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手順6 切り替えは、新しい側を確かめてから。解約は最後に

切り替えと解約の順番を、確認用のURLでの確認・切り替えた直後の確認・古いサーバーの残し方とともに示した図解。

切り替えは、新しいサーバーで表示を確かめてから、ドメインの向け先を新しいサーバーに変え、すべてを確かめ終えてから今の会社に解約を伝える順番で進めます。切り替え(最初の章で説明したDNSの変更)の作業は主に次の会社が行い、自社は確かめる側に回ります。古いサーバーは、確かめ終えるまで止めません。サーバーを自社の名義で契約していて、そのまま使い続ける場合は、次の表の1(新しいサーバーにサイトを移す)は要りません。その場合、ドメインの向け先も変わらないことが多くなります。ただし、ドメインの設定を今の会社が管理している場合は、その管理を移す作業が要ることがあります。どの段階を省けるかは、次の会社に確かめてもらうのが確実です。

新しいサーバーで確かめる→ドメインの向け先を切り替える→確かめ終えてから解約する

順番と、各段階で確かめることを表にしました。

順番 やること 確かめること
1 新しいサーバーにサイトを移す 次の会社に確認用のURLを出してもらい、ページの表示、スマートフォンでの見え方、フォームの送信と届き先を見る
2 メールの移し先を用意する 移し先(新しいサーバーのメール機能か、メールの専用サービス)にアカウントを作り、送受信できるか。社員のパソコンやスマートフォンの設定を変える日も決める
3 ドメインの向け先(DNS)を新しいサーバーに変える メールの届き先を決める設定(MXレコード)が、2の移し先に向いているかを次の会社に確かめてもらう。問い合わせとメールの少ない曜日・時間を選び、社内に日時を伝えておく
4 切り替えた直後に確かめる 表示・フォーム・メール・Search Consoleの所有権・GA4の計測(次の見出し)
5 今の会社に解約を伝える 手順2で確かめた申し出の期限に合わせ、記録が残る形で伝える。サーバーやメールが止まる日も、今の会社からの返事で確かめる

DNSの変更は、すぐにすべての人へ行き渡るわけではありません。AmazonのDNSサービスの説明では、ドメインの行き先を管理するサーバー(ネームサーバー)を変えると、反映に最長2日間かかるとされています(Amazon Route 53 開発者ガイド)。その間は、古いサーバーにアクセスやメールが届くことがあります。

切り替えた直後に確かめること:ページの表示・フォームの送信と届き先・メールの送受信・Search Consoleの所有権とGA4の計測

切り替えた当日と翌日に、次の5つを確かめます。

  • ページの表示:トップページと、手順4で控えた問い合わせの多いページ
  • フォームの送信と届き先:テストで送信し、自社のアドレスに届くか、自動返信が出るか
  • メールの送受信:社外とのやり取りで、送れるか・届くか
  • Search Consoleの所有権:所有権の確認に使っているファイルやタグを、新しいサイトにも置いたか。ドメインの設定で確認している場合は、新しいDNSにも確認用の設定を入れたか。どちらも次の会社に確かめてもらいます
  • GA4の計測:新しいサイトでも、訪問と問い合わせの完了が数えられているか

Search Consoleでは、確認済みの所有者の追加や削除を、サイトに置いた確認用のトークン(ファイルやタグ)で行います(Search Console ヘルプ)。移す途中でトークンが消えると、所有権を確認できない状態になることがあります。

古いサーバーとメールは、確かめ終えるまで残しておく

切り替えの後もしばらくは、古いサーバーにメールが届くことがあります。古いサーバーの契約は、新しい側で表示とメールを確かめ終え、古い側に新しいメールが届かなくなったと次の会社に確かめてもらってから止めます。

古いサーバーが今の会社の契約に含まれていれば、サーバーも今の契約の終了に合わせて一緒に止まる形です。正確な日は、解約を伝えたときの今の会社の返事で確かめます。サーバーを自社の名義で別に契約している場合は、その解約も別に手続きします。契約が終わると古いサーバーのデータは消えるので、解約を伝える前に、自社でもデータの控えを1つ持っておくと安心です。今の会社に解約を伝えるのは、この確認が終わってからです。

乗り換えた後は、同じ条件で数字を比べてから改修するかを決める

乗り換えた後の数字の比べ方を、同じ日数での比較・改修か作り直しかの判断とともに示した図解。

乗り換えた後は、手順4で控えた数字と、同じ日数・同じ見方で比べます。減ったページがあれば、URLの転送と計測の設定から確かめます。改修するか作り直すかの判断は、その比較の後です。

乗り換え前と同じ日数で、検索の表示・クリックと問い合わせの件数・割合を比べる

比べるのは、Search Consoleのページごとの表示回数とクリック数、GA4の問い合わせの件数と、閲覧した人のうち問い合わせた割合です。乗り換え前に控えた期間と同じ日数で比べ、季節で動く業種なら前の年の同じ時期とも並べます。アクセスの少ないサイトなら、判断できるだけの件数がたまるまで待つのが先です。

GA4の「自然検索(Organic Search)」には、Yahoo!など、Google以外の検索エンジンからの訪問も入ります。Search Console(Google検索だけ)と並べるときは、GA4の参照元を「google / organic」に絞ります。クリック数と訪問数は数え方が違うので、数字はぴったりとは一致しません。

問い合わせた割合が下がっても、原因を一つに決めつけず、流入の経路や新規・既存の訪問者の内訳も確かめてから判断します。検索からの訪問が減ったページがあれば、まず旧URLからの転送と計測の設定を確かめます。

改修するか作り直すかは、引き継いだ数字を見てから決める

めぐみやでは、リニューアルのご相談を受けたとき、着手の前にまず今のホームページのパフォーマンスを分析します。どのページ・どの検索語で人が来て、どこで問い合わせにつながっているかの分析です。乗り換えた後に作り直すかを考えるときも、この分析が判断の材料になります。

成果が出ていないホームページのご支援で多かったのは、過去の資産を確かめないまま作り直したり、ページを削除したりしていたケースです。数字を見れば、残すページ、直すページ、作り直すページが分かれます。

一部の改修で足りるか、全体の作り直しが要るかの判断の基準は「ホームページ改修とリニューアルの違いは?費用相場と判断基準」で紹介しています。

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めぐみやの乗り換え・引き継ぎのご支援

他の制作会社が作ったホームページの修正からリニューアルまで、めぐみやでご相談をお受けしています。サーバーやドメインの保守は行っていません。サーバーとドメインは、手順3のとおり自社の名義で持っておくと安心です。

他の制作会社が作ったホームページの修正・リニューアルにも対応しています

めぐみやのWebサイト制作でお受けしているのは、文章の修正やコンテンツの追加から全面的なリニューアルまでです。他の制作会社が作ったホームページも対象です。一部、特殊なプログラムを含むサイトには対応できない場合があります。リニューアルでは、今あるページや検索からの流入といった資産を活かしながら進めるのが方針です。完成したホームページは、お客様がお持ちのサーバーへの公開をもって納品とします。サーバーをお持ちでない場合のレンタルサーバーのご案内や、公開後の定期的な更新のご依頼もお受けしています。

リニューアルのご相談では、最初に今のホームページのパフォーマンスを分析します

リニューアルをお受けするときは、作業に着手する前に、どのページ・どの検索語で人が来ていて、どこで問い合わせにつながっているかを分析します。乗り換えた後の数字の比べ方と同じ見方です。残すもの・直すもの・作り直すものは、その分析の結果で分けます。

他の制作会社が作ったホームページを、数字を見ながら少しずつ改修していく形なら、Web集客コンサルティングで進めることもできます。Web集客コンサルティングの月額には、お知らせの投稿のような軽微な更新作業と、今あるページの修正作業も含まれます。新しいページの制作やサイトの作り直し、サーバー・ドメインの保守は含みません。

乗り換えを考え始めた段階のご相談も、お問い合わせフォームからお受けしています。

めぐみやのWebサイト制作

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集客と運用の実績を活かし御社ビジネスの成果に直結するWebサイトを構築致します。

まとめ

ホームページ制作会社の乗り換えは、多くの場合できます。止まるのは、名義の確認と切り替えの順番を誤ったときです。乗り換える前に、今の不満が会社を変えて直るものかを分けます。返信や対応の遅さは会社を変えると直りやすく、成果の不満は、目的と見る数字を決めないと次の会社でも残ることがあります。

手順は6つです。契約書で解約と引き渡しの条件を確かめ、引き継ぐものを名義と権限で一覧にし、検索から人が来ているページと検索語、問い合わせにつながるページを控えます。次の会社を決めてから今の会社に引き渡しを頼み、新しい側を確かめてから切り替えて、解約は最後に伝えます。改修か作り直しかの判断は、乗り換えた後の数字を見てからです。

「乗り換えの順番を自社に当てはめて整理したい」「引き継いだ後に何から直すかを決めたい」という方は、お問い合わせフォームよりご相談ください。

この記事のまとめ
  • 乗り換えは多くの場合できる。止まるのは名義と順番を誤ったとき。返信・対応の遅さは会社を変えると直りやすく、成果の不満は目的と見る数字を決めないと残る。
  • 引き継ぐものは名義と権限で一覧にする。対象は、サイトとメールの4つ(ドメイン・サーバー・管理画面・メール)。集客の5つ(Search Console・GA4・タグマネージャー・ビジネスプロフィール・広告)も入れる。
  • 乗り換え前に数字とURLを控え、次の会社を決めてから引き渡しを頼み、新しい側を確かめてから切り替えて、解約は最後に伝える。

ホームページ制作会社の乗り換えに関するよくあるご質問

最後によくあるご質問をいくつかご紹介致します。
みなさまのWeb集客にお役に立てば幸いです。
その他、ご不明な点がございましたら以下のリンクよりお気軽にご相談下さいませ。
無料オンライン相談はこちらからどうぞ。



Q

制作会社を乗り換えると、ホームページのURLやメールアドレスは変わりますか?

A

ドメイン(URLの「example.co.jp」の部分)を引き継げば、URLもメールアドレスも変わりません。ドメインの名義が今の制作会社になっている場合は、乗り換えの準備として自社名義への移し替えを頼むのが先です。作り直してページのURLが変わる場合は、旧URLから新URLへの転送(リダイレクト)を次の会社に設定してもらいます。メールが今の制作会社のサーバーで動いているなら、移し先を先に用意してから切り替えると、止めずに済みます。

Q

今の制作会社と連絡が取れない場合でも、乗り換えられますか?

A

ドメインを自社で使えれば、乗り換えられる見込みがあります。まずWHOIS検索でドメインの登録者を調べ、名義が自社なら、ドメインの契約会社に相談します。データを受け取れない場合も、ドメインが使えれば同じドメインで作り直せるので、メールアドレスはそのまま使えます。名義が制作会社で協力が得られない場合は、弁護士などの相談窓口も頼ってください。

Q

契約期間の途中でも乗り換えられますか?

A

契約の条件によります。途中で解約すると、残りの期間の費用や手数料がかかる契約もあります。比べる材料は、契約書にある解約の申し出の期限と途中解約の費用です。満了に合わせて切り替えるか、費用を払って早めるかを決めます。リースや長期の分割払いの場合は、制作会社との契約をやめても、リース会社や信販会社への支払いが残ることがあります。

Q

乗り換えにはどのくらいの期間がかかりますか?

A

今の会社から情報とデータを受け取るまでの日数と、引き継ぐものの量で変わります。ドメインの設定を切り替えた後も、すべての人に行き渡るまで時間がかかり、ネームサーバーの変更では最長2日間かかるという説明もあります。解約の申し出の期限から逆算し、切り替えの後に確かめる日数も含めて日程を組んでください。

Q

乗り換えのときに、ホームページも作り直したほうがよいですか?

A

今のホームページの数字を確かめてから決めます。検索から人が来ているページや、問い合わせにつながっているページがあれば、残す価値のある資産です。作り直すと決めた場合は、旧URLと新URLの対応表とリダイレクトを、次の会社への依頼の条件に入れます。迷う場合は、管理だけを先に移し、数字を見ながら改修していく進め方もあります。

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