記事の監修

Web集客・マーケティングの専門家として、15年間にわたり厳格な基準と緻密な戦略をもって中小企業の成功を導く。
一時的な集客の手法に頼ることなく、中長期的な効果を持続させる本質的なWeb集客の構築に注力。
『恵ある集客を。』をスローガンに掲げてクライアント様のサービスや商品の核心的な魅力を、的確にターゲットに伝えることを重視したWebサイト運用をサポート。
「ブログを始めたが、問い合わせにつながらない」「更新は続けているのに、アクセスが伸びない」。企業ブログを運営する会社から、よく聞かれる悩みです。
企業ブログが成果を出せない理由は、記事の質だけにあるわけではありません。個人ブログと同じやり方で運用していることが、根本の原因になっているケースが多くあります。
個人ブログにも、書き手の人柄で読まれるものもあれば、検索した人の悩みに答えるものもあります。企業ブログが違うのは、問い合わせや売上といった事業の成果を目的にする点です。目的が違う以上、求められる設計も同じではありません。
企業ブログで集客するには、まず記事が問い合わせにつながる仕組みとして、次の4つを整えます。SEOやSNSといった、人を集める手段は、その上で使います。表の右の列から、それぞれの説明へ移動できます。
| やること | この記事で説明している所 |
|---|---|
| 認知・比較検討・決定の購入フェーズごとに記事を揃える | 読者の購入フェーズに合わせた記事設計 |
| 記事から、サービスページや問い合わせへの行き先を用意する | 記事からサービスページへの導線設計 |
| お客様からよく受ける質問を記事のネタにし、手順どおりに1本ずつ書く | 記事のネタの見つけ方と、1本を書く手順 |
| 公開した後に数字を見て、止まっている記事を直す | 公開した記事を見直す手順 |
この記事では、まず企業ブログと個人ブログの違いを整理します。続いて、集客できない5つの原因、ブログ全体の設計、記事のネタと書き方を解説します。後半では、SEOやSNSなどの集客の手段、成果の事例と期間の目安、AIに書けない記事のつくり方を扱います。最後に、分析に使うツールと公開後の見直し方、社内と外部の分担をまとめました。
- 企業ブログを始めたが成果が出ていない方
- ブログから問い合わせにつなげる設計を知りたい方
- 記事のネタ切れや、書き方・直し方に困っている方
企業ブログと個人ブログは何が違うか

同じ「ブログ」でも、企業が運営する場合と個人が運営する場合では、目的から評価の仕方まで異なります。ここを揃えないまま始めると、努力の方向がずれたままになります。
目的・評価指標・書き手の違い
次の表は、両者の違いを一般的な傾向として整理したものです。
| 企業ブログ | 個人ブログ | |
|---|---|---|
| 目的 | 問い合わせ・受注 | 広告収入・ファン獲得 |
| 読者 | 課題を持つ見込み客 | 書き手に関心のある読者 |
| 評価指標 | 問い合わせ数・商談数 | PV数・収益額 |
| 求められる内容 | 専門性と実務の裏づけ | 個性と読み物としての面白さ |
| 書き手 | 担当者が交代しても続く体制 | 本人の継続がすべて |
個人ブログのやり方が通用しない理由
個人ブログで有効な手法が、企業ブログでは機能しないことがあります。
たとえば、日常の出来事を綴る記事です。個人であれば人柄が伝わり読者との距離が縮まりますが、課題を解決したくて検索してきた見込み客には、必要とされていない情報になります。
PV数だけを追うのも同じです。中小企業のWeb集客を専門とするめぐみやの立場から言えば、多くのアクセスを集めても、自社のサービスに関心のない読者ばかりでは受注にはつながりません。企業ブログが見るべき指標は、問い合わせにつながった数です。PVは伸びているのに商談がゼロ、という状態も珍しくありません。この場合、疑うべきは記事数ではありません。集めている読者の性質に原因が潜んでいます。
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企業ブログで集客できない5つの原因

成果が出ていないブログには、共通する原因があります。当てはまるものがないか確認してください。原因ごとに、手を打つ方法を説明している章へのリンクを添えています。
1. 開設したばかりで認知されていない
公開直後のブログは、検索エンジンにもユーザーにも知られていません。検索から人が来るまでには時間がかかり、どのくらいかかるかはサイトの規模や競合の状況で変わります。この期間を織り込まずに「効果がない」と判断してしまうと、成果が出る前に手が止まります。いつ判断するかの考え方は、成果が出るまでの期間の目安で説明します。
2. 読者のニーズと内容がずれている
一定数の読者が「知りたい」と思う情報でなければ、アクセスは伸びません。自社が伝えたいことと、読者が知りたいことは一致しないのが普通です。検索キーワードから、その言葉を打ち込んだ人が何に困っているかを読み取る必要があります。読者が知りたいことの探し方は、記事のネタの見つけ方で紹介します。
3. 競合が強いテーマばかり狙っている
検索数の多いキーワードは、大手企業や専門メディアがすでに上位を占めています。正面から挑んでも埋もれるだけで、限られた工数が消えていくだけ。自社が答えられる具体的な悩みに絞るほうが、上位を取れる可能性は高くなります。絞り方は、1本の記事を書く5つの手順の手順1・2で扱います。

4. 更新が続いていない
数記事で更新が止まったブログは、読者から見ると、情報が今も正しいのか判断しにくくなります。検索から読者を迎える記事の数も増えていきません。担当者が兼任で、日常業務に追われて更新が止まるのは、よくある止まり方です。週1本が難しいなら月2本でかまいません。続けられる頻度を先に決めてください。続けられる体制のつくり方は、自社で書くか外部に任せるかで整理します。
5. 記事から先の導線がない
戦略から実装まで一貫してご支援している立場から言えば、記事が読まれても、サービスページや問い合わせへの導線がなければ成果にはつながりません。読み終えた読者が次にどこへ進むのかを、記事ごとに設計してください。これが欠けているブログは、アクセスがあっても問い合わせが発生しません。導線の置き方は、次の章の記事からサービスページへの導線設計で説明します。
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ブログマーケティングの全体設計

記事を書き始める前に、ブログ全体をどう機能させるかを設計します。個々の記事の質より、全体の設計が成果を左右します。
読者の購入フェーズに合わせた記事設計
読者は、いきなり問い合わせをするわけではありません。段階に応じて必要な情報が変わります。
| フェーズ | 読者の状態 | 用意する記事 |
|---|---|---|
| 認知 | 課題に気づいたばかり | 「〇〇とは」「原因」の解説 |
| 比較検討 | 解決策を探している | 手法の比較・費用相場・選び方 |
| 決定 | 依頼先を選んでいる | 事例・実績・よくある質問 |
Web集客コンサルタントの立場から見ると、企業ブログの記事は認知フェーズに偏りがちです。比較検討と決定フェーズの記事が不足していると、読者は集まっても問い合わせには至りません。3つのフェーズが揃って初めて、ブログは集客の仕組みとして働きます。
記事からサービスページへの導線設計
記事は入口であり、ゴールではありません。読者の課題意識が高まった位置で、次の行き先を示します。
- 関連記事へ:まだ情報収集の段階(認知)なら、隣接するテーマの記事へ案内します
- サービスページへ:解決策を求めている段階(比較検討)なら、自社の提供内容へつなぎます
- 問い合わせへ:依頼先を探している段階(決定)なら、相談への導線を置きます
導線を記事の末尾だけに置くのは避けてください。読者は最後まで読むとは限りません。原因を説明した直後や、解決策を提示した後など、文脈に合う位置に自然に配置します。
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記事のネタの見つけ方と、1本を書く手順

どの購入フェーズの記事が足りないかが分かったら、次は1本ずつ記事にしていきます。ここで多くの担当者がつまずくのが、ネタ切れです。Yahoo!知恵袋にも「週に1回会社のブログを書かなくてはいけないのですが、ネタがきれました」という相談が寄せられています。
ネタは「お客様からよく受ける質問」から探す
めぐみやでは、ご支援先から「書くネタが無い」と相談されたとき、まず「貴社のお客様からよく受ける質問」を伺います。ご支援の現場では、アンケートの回答とお問い合わせの内容も、記事になりやすいネタです。どれにも、読者が実際に抱えている疑問が、お客様自身の言葉で残っています。
| ネタの在りか | 集め方 | 向く購入フェーズ |
|---|---|---|
| お客様からよく受ける質問 | 営業や電話の場で、口頭で聞かれたことを担当者に書き出してもらう | 認知〜決定のすべて(「〇〇とは」は認知、「費用はどのくらいか」は比較検討、「依頼前に何を用意すればよいか」は決定) |
| お問い合わせの内容 | 問い合わせフォームやメールで届いた文面を、そのままの言葉で集める | 比較検討・決定(「どこまで対応してもらえるか」など) |
| アンケートの回答 | 購入後や相談後のアンケートで、決める前に迷ったことを聞く | 決定(選んだ理由・依頼前の不安など) |
| SNSで反応の良かった投稿 | 反応の多かったテーマを、記事として深掘りする | 認知 |
お客様とのやり取りを、そのまま記事に出せない場合(守秘のある業種など)は、個別のやり取りの代わりにアンケートの調査結果を使う方法があります。自社のアンケートなら集計した結果を使い、公開されている調査なら出典を明記します。
1本の記事を書く5つの手順
ネタが決まったら、次の5つの手順で1本にまとめます。企業ブログで特に大切なのは手順3です。自社だから書けることを、ここで決めます。
| 手順 | やること | 確かめること |
|---|---|---|
| 1. キーワードと困りごとを決める | ネタを、読者が実際に検索する言葉に置き換え、その言葉で検索する人が何に困っているかを書き出す | 自社のサービスで答えられる困りごとか。検索数の多い言葉より、具体的な悩みの言葉になっているか(検索数の調べ方は分析に使うツール) |
| 2. 上位の記事を読む | 同じ言葉で検索し、上位の記事が何に答えているかを確かめる | 上位が大手企業や専門メディアばかりではないか(そうなら、もっと具体的な言葉に絞り直す)。上位の記事が答えていて、自社の記事にも入れるべきことは何か |
| 3. 自社だから書けることを決める | 現場で受けた相談、自社で測った数字、うまくいかなかった例から、記事に入れるものを選ぶ | 上位の記事に無い内容か。相談してきた取引先の社名を伏せても、事実として書けるか |
| 4. 見出しを読者の疑問の順に並べ、本文を書く | 最初の見出しで検索した言葉に直接答え、そのあと理由・やり方・注意点の順に並べる。見出しごとに、結論から本文を書く | 見出しだけを読んで、流れが分かるか |
| 5. 公開前に、背景を知らない読み手に通して読んでもらう | 記事の背景を知らない読み手に原稿だけを渡し、意味が取れない所や引っかかる所を挙げてもらう | 挙がった所を直したか |
めぐみやが公開前に必ず行っているのが、手順5の読者テストです。書いた本人は背景を知っているため、読者がどこで迷うかに気づきにくいからです。生成AIに任せる工程と人が行う工程の分け方は、生成AIは分析に使い、構成と仕上げは人が行うで説明します。
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自社で書く時間が取れないときは、外部に任せる形もあります。どのネタを記事にするかを社内で決め、手順3の素材も社内で用意します。そのうえで、手順1・2・4(キーワードへの置き換え、上位記事の確認、見出しと本文)の作業を外部に任せます。手順5の読み手は、社内でも外部でも、その記事づくりに関わっていない人に頼みます。

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企業ブログで集客する方法

ここからは、記事に人を集める手段です。冒頭の表で紹介した仕組みを整えたうえで使う手段を、優先度の高い順に4つ紹介します。
SEO対策で検索から人を集める
企業ブログの主な流入経路は検索です。そのため、4つの手段の中でも、SEO対策を最初に整えます。弊社がご支援したシンフラワー様では、SEO施策(内部対策とコンテンツの運用)により、3ヶ月で集客数約30%増を達成しました。この30%は人を集める段階の数字で、問い合わせが30%増えたという意味ではありません。
キーワードの選び方と見出しの並べ方は、1本の記事を書く5つの手順の手順1・4で説明しました。ここでは、手順に入っていない2点を押さえます。
- タイトル:重要なキーワードを前半に置き、内容が伝わる簡潔なタイトルにします。検索結果での表示幅は端末によって変わり、長いと末尾が省略されます。クリックされなければ順位は成果に変わりません
- E-E-A-T:Googleが品質を評価するときの考え方(経験・専門性・権威性・信頼性)です。誰がどんな経験に基づいて書いたかを明示します。実際の業務の経験を書けることは、企業ブログの強みです
SNSとの役割分担を決める
ブログとSNSは競合しません。担う役割が違うだけ。SNSは拡散と認知、ブログは検索からの継続的な流入と情報の蓄積を担います。
公開した記事をSNSで告知すれば、検索エンジンに評価される前の期間も読者に届きます。逆に、SNSで反応の良かったテーマを記事として深掘りするのも有効。書くべき内容を読者の反応から選べます。SNSの投稿は流れて消えますが、記事は残り続けます。この非対称性を前提に運用してください。
被リンクと外部露出を増やす
他サイトからのリンクは、検索エンジンからの評価につながります。無理に集める必要はありません。引用したくなる情報を出していれば自然に増えていきます。自社の調査データ、現場でしか分からない知見、具体的な事例が対象になりやすい情報です。
AI検索への備えも、SEOの基本と同じ
検索のされ方は変わりつつあります。生成AIに質問し、要約された回答を参考にする読者も増えました。AIの回答で自社の情報に触れてもらうための取り組みは、GEO・LLMOと呼ばれることもあります。
ただし、特別な対策から入る必要はありません。Googleは公式ガイドで、AIによる概要などのAI機能にコンテンツが表示されるための追加の要件はなく、特別な最適化も必要ないとしています。SEOの基本の取り組みが、そのまま当てはまるという考え方です。自社にしかない実務の知見を書けることは、企業ブログの強みです。どう書くかは、AIに書けない記事にするにはで整理します。
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数値で見る企業ブログの成果

考え方だけではイメージしづらいと思いますので、実際のご支援事例と、成果が出るまでの期間の目安をお伝えします。ここで紹介する数字は、人を集める段階の数字です。問い合わせにつながったかは、公開した記事を見直す手順で紹介する、記事を読んだ人のうち問い合わせた人の割合で確かめます。
SEO内部対策とコンテンツで新規ユーザーが約5倍
人材コンサルティング企業のご支援で行ったのは、SEOの内部対策とコンテンツの積み上げです。その結果、新規ユーザーが増えました。
SEO内部対策とコンテンツの積み上げにより、新規ユーザーを約5倍に増加。
このとき行ったのは、記事数を一気に増やすことではありません。誰に何を伝えるかを定義し直し、掲載内容を言葉にするところから始めています。土台を整えてから記事を積み上げた結果が、この数字です。
成果が出るまでの期間の目安
| 時期(一般的な目安) | 起きること |
|---|---|
| 1〜3か月 | 記事がインデックスされ、検索順位がつき始める |
| 3〜6か月 | 検索流入が数値として見えてくる |
| 6か月〜 | 問い合わせにつながる記事が現れ始める |
この表は一般的な目安で、サイトの規模や競合の状況、更新の頻度によって前後します。めぐみやでは、判断の区切りとして、基本は3か月間をお伝えしています。3か月は、ブログ全体なら記事を公開し始めた日から、記事を直した場合は直した日から数えます。区切りの時点で決めるのは、今の進め方を続けるか、直すかです。問い合わせがまだ無くても、表示回数が増え、順位が上がっていれば、今の進め方を続けてかまいません。アクセスの少ないサイトでは3か月では数字が足りないこともあるため、判断できるだけの件数(表示回数やクリック数)がたまるまで見てください。
企業ブログは、短期の集客手段には向いていません。すぐに問い合わせが必要な場合は広告が向いています。一方で、公開した記事は資産として残ります。広告費を止めれば流入も止まる集客に対して、ブログは記事が残り続ける集客です。この違いを理解したうえで、期間を織り込んで判断してください。
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AIに書けない記事にするには

Web集客の専門家として、生成AIで記事を量産できる時代においては、一般論を並べただけの記事は価値を失ったと認識しています。同じ内容が数分で生成できるなら、読者がそれを選ぶ理由はありません。
弊社は、企業ブログがAIに勝る点は、自社にしかない一次情報を持っていることだと考えています。
一次情報を入れる
自社で観測した数値、実際に受けた相談、現場でしか分からない手順。これらはインターネット上に存在しないため、AIには書けません。「現場では」「実際にご相談をいただく中で」と主体を明示して書くだけで、記事の説得力は変わります。
成功だけでなく失敗も書く
うまくいった話だけを並べた記事は、読者に警戒されます。うまくいかなかったケースと、その原因まで書かれている記事のほうが信頼されます。自社が失敗から学んだ内容は、競合が真似できない資産です。
独自の見解を添える
事実を並べるだけなら検索すれば分かります。その事実を自社がどう解釈し、どう行動しているのかまで書いてください。読者が本当に知りたいのは、専門家がその情報をどう扱うかという判断の部分です。
生成AIは分析に使い、構成と仕上げは人が行う
生成AIを記事づくりに使うこと自体は問題ありません。気をつけたいのは任せる範囲です。ご相談でも、AIに任せすぎて内容の質が下がっているケースが最近増えました。
| 工程 | 分担(AIか人か) |
|---|---|
| 市場・競合・検索される言葉の調査(分析) | AIに任せる |
| 構成案(何をどの順で書くか) | 必ず人が行う(社内でも外部の担当者でもよい) |
| 本文の下書き | AIを使ってもよい。ただし次の行の確認と手直しは人が行う |
| 原稿の確認と手直し | 必ず人が行う |
| 公開前の読者テスト | 記事の背景を知らない読み手に任せる。AIでも人でもよい(手順5) |
めぐみやでは、分析はAIに任せ、構成案と原稿の確認・手直しは必ず人が行っています。何を書くかの判断と一次情報を人が持っていれば、AIを使っても、どこにでもある記事にはなりにくくなります。
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分析に使うツール
運用を続けるには、公開した記事の数字を見る手段が必要です。無料で始められるものを中心に整理します。
| ツール | 分かること | 費用 |
|---|---|---|
| Googleアナリティクス | 訪問者数・閲覧ページ・問い合わせ数(問い合わせは計測の設定が必要) | 無料 |
| Google Search Console | 検索キーワード・表示回数・掲載順位・クリック数・クリック率 | 無料 |
| Googleキーワードプランナー | キーワードの検索需要 | 無料 |
| ラッコキーワード | 関連キーワード・サジェスト | 無料〜 |
| Ahrefs | 被リンク・競合分析 | 有料 |
最初の2つだけで十分です。導入した時点から数値が貯まり始めるため、まだ設定していなければ今すぐ設定してください。次の章では、この2つで公開した記事を見直す手順を紹介します。
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公開した記事を見直す手順

記事は公開して終わりではありません。読まれない記事は、どこで止まっているかを数字で見分けると、直すところが絞れます。使うのは、前の章のGoogleアナリティクス(GA4)とGoogle Search Consoleの2つです。
表示・クリック・問い合わせの3つの数字で、止まっている所を見分ける
記事が問い合わせにつながるまでには、検索結果に表示される、クリックされる、読んだ人が問い合わせる、の3つの段階があります。どの段階で止まっているかによって、直すところが変わります。
| 止まっている所 | 見る数字 | 直すところ |
|---|---|---|
| 検索結果に出ていない | Search Consoleの表示回数が少ない | 狙う言葉と中身のずれ、競合の強さを見直す(原因2・原因3) |
| 表示されているのに、クリックされない | Search Consoleの掲載順位・クリック数・クリック率(CTR) | まず、検索した人の知りたいことに本文が答えているかを確かめる。答えきれていなければ本文を見直す(内容が合っていないと、順位も上がりにくいことがあります)。答えているのにクリック率が低ければ、タイトルとディスクリプション(検索結果に出る説明文)を見直す |
| 読まれているのに、問い合わせが来ない | GA4の「探索」で、記事を読んだ人のうちサービスページへ進んだ割合と、問い合わせた割合 | 導線の位置と文言を見直す(導線設計) |
表の3行目(読まれているのに、問い合わせが来ない)で見るのは、2つの割合です。このうち問い合わせた人の割合を出すには、GA4で問い合わせの完了をキーイベント(成果として数える操作)に設定しておく必要があります。設定していなければ、記事を直す前に計測を設定してください。件数だけを見ると、閲覧が増えた影響と記事を直した効果を分けられないため、割合もあわせて見ます。
直すのは1本ずつ。直した日を残し、件数がたまってから比べる
同じ時期に何本もまとめて直すと、検索順位の変動やサイト全体の動きと、直した効果を分けにくくなります。直す記事を1本決めて、直した日と内容を記録しておきます。複数の記事を直すときも、時期をずらして1本ずつ。比べるのは直す前と直した後の数字で、判断できるだけの件数(表示回数やクリック数)がたまってからです。
比べるときは、順位とクリックを分けて見ます。弊社が改修した自社サイトの記事の1本では、狙うキーワードを個人ブログ向けの言葉から企業向けの言葉に変え、タイトルと本文を書き直しました。平均順位は15位台から11位台に上がったものの、2ページ目にとどまり、クリックは0のままでした。順位では前に進み、クリックでは変化が無かった例です。1ページ目に入るまでは、クリック数より順位と表示回数で、直した効果を見ていきます。
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自社で書くか外部に任せるか

最後に体制の話です。企業ブログが止まる原因の1つは、書く人を確保できないことです。
自社に残すべきもの
何を書くかの判断と、現場の一次情報は自社に残してください。どんな相談が多いか、どこでお客様がつまずくか。これを知っているのは現場の人間だけです。ここまで外部に委ねると、どこにでもある記事になりやすくなります。外部に構成案を作ってもらう場合も、何を書くかを最後に決めるのは社内です。
外部に任せてよいもの
キーワード調査、構成の設計、執筆、公開後の分析といった実務は、外部でも品質を保てます。「現場の情報と判断は社内、実務は外部」という分担が、続けられる体制の基本形です。
記事を書く時間が取れない場合も、素材だけ提供して執筆を任せる形なら運用は続きます。社内で用意するのは、よく受ける相談や実績のように、外部の担当者では知り得ない情報です。
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めぐみやでは、記事の制作はコンテンツ制作代行で、ブログ全体の設計と公開後の改善はWeb集客コンサルティングでご支援しています。何から手を付けるべきかの相談からで構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

めぐみやのWeb集客コンサルティング
Webサイトを活用して売上と利益向上を目指しませんか?
めぐみやが集客からサイト運営まで一貫してサポート致します。
まとめ
企業ブログで集客できない原因の多くは、個人ブログと同じ運用をしていることにあります。
見るべき指標は問い合わせ数。必要なのは、認知・比較検討・決定の3フェーズが揃った設計と、記事から次へ進む導線です。記事のネタはお客様からよく受ける質問から探し、5つの手順で1本にまとめます。そのうえでSEOを軸に据え、SNSは拡散、ブログは蓄積という役割分担で運用します。
公開した後は、表示・クリック・問い合わせの3つの数字で止まっている所を見分け、1本ずつ直します。短期の集客手段には向きませんが、公開した記事は資産として残り続けます。
自社の場合はどこから着手すべきか、現状を踏まえて整理したい方はお気軽にご相談ください。
- 企業ブログの指標は問い合わせ数(PVの多さは成果を保証しない)
- 認知・比較検討・決定の3フェーズが揃って初めて仕組みになる
- ネタはお客様からよく受ける質問から探し、5つの手順で1本にまとめる
- 公開後は、表示・クリック・問い合わせの3つの数字で止まっている所を直す
- 一次情報と失敗談が、AIには書けない差になる
企業ブログ集客に関するよくあるご質問
最後によくあるご質問をいくつかご紹介致します。
みなさまのWeb集客にお役に立てば幸いです。
その他、ご不明な点がございましたら以下のリンクよりお気軽にご相談下さいませ。
無料オンライン相談はこちらからどうぞ。
Q
企業ブログはどのくらいの頻度で更新すればよいですか?
A
続けられる頻度を先に決めることをお勧めします。週1本が難しければ、月2本でもかまいません。数記事で止まってしまうより、少ない本数でも続けるほうが、検索から読者を迎える記事が積み上がります。
Q
企業ブログの成果は、いつ判断すればよいですか?
A
めぐみやでは、判断の区切りとして、基本は3か月間をお伝えしています。3か月は、記事を公開し始めた日、または記事を直した日から数えます。3か月たった時点で決めるのは、今の進め方を続けるか、直すかです。問い合わせがまだ無くても、表示回数が増え、検索順位が上がっていれば、今の進め方を続けてかまいません。アクセスの少ないサイトでは、判断できるだけの件数(表示回数やクリック数)がたまってから判断します。
Q
書くネタが無いときは、何から始めればよいですか?
A
まず、お客様からよく受ける質問を書き出すところから始めてください。営業や電話、メールで聞かれたことは、読者が実際に抱えている疑問です。お問い合わせの内容やアンケートの回答も、記事のネタになります。
Q
生成AIで企業ブログの記事を書いてもよいですか?
A
使うこと自体は問題ありません。めぐみやでは、市場や競合、検索される言葉の調査はAIに任せ、構成案と原稿の確認・手直しは必ず人が行っています。本文の下書きにAIを使う場合も、構成は人が決め、自社にしかない一次情報を人が入れて仕上げてください。
Q
ブログとSNSは、どちらを優先すべきですか?
A
どちらか一方に決める必要はありません。SNSは知ってもらうきっかけを広げる場、ブログは検索から読まれ続ける情報をためる場として、役割が分かれます。記事を公開したらSNSで告知すると、検索から読まれるようになる前の期間も読者に届きます。
Q
記事を外部に任せるとき、社内に残すことは何ですか?
A
何を書くかの判断と、どんな相談が多いか・どこでお客様がつまずくかといった現場の情報は、社内に残してください。調査や構成、執筆、公開後の分析といった実務は、外部に任せても品質を保てます。
Q
めぐみやに記事の制作を依頼すると、費用と含まれる作業はどうなりますか?
A
記事の制作は1記事3万円からです。キーワード選定、構成案、執筆、画像、入稿までが標準で含まれます。記事の制作とは別に、戦略づくりから公開後の改善までをご一緒するWeb集客コンサルティング(月額10万円〜20万円。記事の制作は含みません)もご用意しています。


