記事の監修

Web集客・マーケティングの専門家として、15年間にわたり厳格な基準と緻密な戦略をもって中小企業の成功を導く。
一時的な集客の手法に頼ることなく、中長期的な効果を持続させる本質的なWeb集客の構築に注力。
『恵ある集客を。』をスローガンに掲げてクライアント様のサービスや商品の核心的な魅力を、的確にターゲットに伝えることを重視したWebサイト運用をサポート。
- 沿革は、会社の主な出来事を年月順に並べた一覧で、「年月+1行の出来事」で書くのが基本です。取引先や金融機関、応募を考える人が、会社の続いてきた年数と歩みを確かめる材料になります。
- 載せるのは、創業・設立・社名変更・本店の移転・新しい事業の開始などの節目です。年月は記憶に頼らず、登記事項証明書や社内の資料で確かめてから書きます。
- 出来事が少ない会社は、沿革を無理に埋めなくても大丈夫です。会社概要の設立の欄だけで足りることもあります。想いや理念は沿革に混ぜず、代表挨拶に書きます。
会社のホームページの沿革について、こんなことが気になっていませんか。
「沿革の欄を作りたいが、何を書けばよいのか分からない」
「創業してまだ数年で、載せる出来事がほとんどない」
「社名や住所が変わっているが、どこまでさかのぼって書けばよいのか」
Yahoo!知恵袋にも、「個人事業主として会社を設立する際、会社概要を書くときに、売上と沿革はどのように書けば良いでしょうか?空欄もしくは項目自体を無くしても良いですか?」という質問が寄せられています(2020年4月)。会社を作ったばかりの時期は、沿革に何を書くか、そもそも載せるかで迷いやすいものです。
中小企業のホームページの制作から公開後の運用までご支援しているめぐみやでは、会社概要や代表挨拶のページづくりもお手伝いしています。その立場から、沿革の書き方と例文、載せる出来事の選び方、書くことが少ないときの扱い方をお伝えします。なお、本記事で扱うのはホームページに載せる沿革です。許認可の申請など、役所に出す書類としての沿革は、書き方が決められていることが多いため扱いません。
- 沿革の形と書き方の基本を知りたい方
沿革の書き方は「年月+1行の出来事」が基本 - 何を載せればよいか迷っている方
沿革に載せる出来事の選び方 - 例文を見ながら書きたい方
沿革の例文:よくある4つの型 - 年月が正しいか自信がない方
書く前に、年月を資料で確かめる - 書くことが少ない・書きにくい出来事がある方
出来事が少ないとき・書きにくいとき
沿革の書き方は「年月+1行の出来事」が基本

沿革は、会社の主な出来事を古い順に並べ、それぞれに年月と1行の説明を添えて書くのが基本です。飾った文章は要りません。読む人が知りたいのは、いつ何があったかという事実だからです。
沿革とは、会社の歩みを年月順に並べた一覧
沿革とは、会社の創業または設立から現在までの主な出来事を、年月の順に並べたものです。一般には「会社沿革」とも呼ばれ、ホームページでは、会社概要のページの中か、その近くに置かれます。
並べるのは、創業や設立、社名の変更、本店の移転、新しい事業の開始のような、会社の形や仕事の中身が変わった節目です。1つの出来事を1行で書き、行を重ねていくと、会社がどう歩んできたかが一目で分かる一覧になります。
書き方の基本:古い順に並べ、年号をそろえる
沿革の書き方に、法律で決まった形はありません。ただ、読みやすく誤解されない沿革には、次のような共通の書き方があります。
- 古い出来事から新しい出来事へ、上から順に並べる
- 年の表記は西暦か和暦のどちらかにそろえる(併記するなら全部の行で併記する)
- 年と月まで書く。月が分からない出来事は、推測で月を書かず年までにとどめる
- 1行に1つの節目を、「〇〇を設立」「〇〇へ本店を移転」のように短く書く(同じ年月に起きた関連する内容は、1行にまとめてよい)
- 社名・地名・事業の名前は、その当時の正式な名前で書く(地名が変わっていれば「(現・〇〇市)」と添えてもよい)
年の表記がそろっていない沿革は、行ごとに年を読み替える手間がかかり、年数を数え間違える原因にもなります。和暦でそろえた場合も、平成と令和のように元号の違う行が混ざるため、出来事どうしの間の年数は数えにくくなります。西暦を基本にして、和暦を括弧で添える書き方を選ぶ会社もあるでしょう。
会社概要・代表挨拶・社史との違い
沿革と混同しやすいのが、会社概要・代表挨拶・社史です。それぞれの違いを表にまとめました。
| ページ・欄 | 載せるもの | 沿革との分け方 |
|---|---|---|
| 会社概要 | 社名・所在地・代表者・設立など、今の会社の基本情報の一覧 | 設立の年月は会社概要の欄にも書く。沿革では設立(または創業)を最初の行にし、その後の出来事を並べる |
| 代表挨拶 | 代表の考え・仕事への姿勢・これからの約束 | 考えや想いは代表挨拶に書き、沿革は事実だけにする |
| 社史 | 会社の歴史を、背景や当時の様子まで含めて文章でまとめたもの | 沿革は社史の骨組みにあたる年表。ホームページでは年表の形で足りることが多い |
会社概要は「今の会社」、沿革は「ここまでの歩み」、代表挨拶は「代表の考え」を伝える場所です。会社概要・沿革・代表挨拶の3つの役割を分けておくと、同じ内容を何度も書かずに済みます。
取引先・金融機関・応募者が確かめること
沿革を見に来るのは、初めて取引を考える会社の担当者、金融機関、応募を考えている人、お客様などです。それぞれが沿革で確かめることが多い内容は、一般に次のようなものです。
| 見に来る人 | 沿革で確かめることが多い内容(一般的な例) |
|---|---|
| 初めて取引を考える会社 | どのくらい続いている会社か、今の事業をいつから行っているか |
| 金融機関 | 設立からの年数、事業の広がり方、拠点の移り変わり |
| 応募を考えている人 | 会社がどう大きくなってきたか、これから何に力を入れそうか |
| お客様 | 同じ仕事をどれだけ続けてきたか、社名が変わっていても同じ会社か |
どの人も、沿革だけで会社を判断するわけではありません。会社概要や事例とあわせて読み、話を進めてよい相手かを確かめる材料の1つにします。その材料が古かったり読みにくかったりすると、相手に確かめ直す手間をかけさせてしまいます。
会社概要の各欄の書き方は、次の記事で詳しく解説しています。
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沿革に載せる出来事の選び方

沿革に載せるのは、会社の形や仕事の中身が変わった節目です。起きたことを全部並べる必要はありません。見に来る人が確かめたいことにつながる出来事を選びます。
載せる出来事と、載せなくてよい出来事
沿革によく載せる出来事と、載せなくてもよい出来事を分けると、次のとおりです。
| 区分 | 出来事の例 |
|---|---|
| 載せることが多い出来事 | 創業・設立(法人化)、社名の変更、本店の移転、支店・営業所・店舗・工場の開設、新しい事業やサービスの開始、主な許認可や認証の取得、代表者の交代、グループ会社の設立 |
| 会社によって載せる出来事 | 資本金の変更、主な受賞、主な取引の開始(相手の了承がある場合)、ホームページの開設 |
| 載せなくてよい出来事 | 社内の行事、細かな人事、毎年の定例のこと、相手の了承を取っていない取引先の名前 |
「会社によって載せる出来事」は、その会社の仕事の中身と結びつくかで決めます。たとえば主な受賞なら、受賞の対象が今の事業やサービスに関わるものは載せ、関わらないものは外す、という分け方です。
創業と設立が違えば、両方を書く
個人事業として始めて、あとから会社にした場合は、創業と設立の両方を沿革に書きます。設立の年だけを書くと、実際より新しい会社に見えるためです。
ここで迷いやすいのが、個人事業から会社にした出来事の書き方です。この出来事は、新しい会社の設立として書きます。屋号から社名に変わったように見えても、社名変更の行にはしません。「株式会社〇〇を設立(個人事業を法人化)」のように書けば、社名を変えただけだと受け取られずに済みます。
めぐみやも個人事業として始めた会社で、会社概要の設立の欄には「創業:2010年 / 法人化:2019年」と両方を書いています。沿革を作る場合も、この2つが最初の2行です。会社概要の欄は年だけですが、沿革に並べるときは月まで資料で確かめて書き足します。
迷ったら、確かめに来る人から選ぶ
載せるかどうか迷う出来事は、取引先・金融機関・応募者が確かめることの表に当てはめて考えます。初めての取引先が「今の事業をいつから行っているか」を知るのに役立つなら、載せる価値があります。誰の確かめたいことにもつながらない出来事なら、外してかまいません。
出来事を多く並べるほど良い沿革になるわけではありません。行が多すぎると、大事な節目が埋もれてしまいます。今の事業につながる出来事を中心に、読む人がひと目で歩みをつかめる量にまとめると読みやすくなります。
沿革の例文:よくある4つの型

沿革の例文を、会社の状況ごとに4つの型で紹介します。どの例文も架空の会社のものです。自社の出来事と年月に置き換えて使ってください。
例文1:基本の沿革(法人)
設立から本店の移転、事業の広がり、代表の交代までを並べた、基本の形の例です。
| 年月 | 出来事 |
|---|---|
| 2005年4月 | 東京都品川区に株式会社〇〇製作所を設立。精密部品の加工を開始 |
| 2012年9月 | 本店を東京都大田区へ移転。工場を併設 |
| 2018年3月 | ISO 9001(品質マネジメントシステムの国際規格)の認証を取得 |
| 2021年6月 | 試作品の設計から請け負うサービスを開始 |
| 2024年4月 | 代表取締役に〇〇が就任 |
1行ごとに、何が変わったかだけを書いています。「地域の皆さまに支えられ」のような言葉は入れません。そうした想いは代表挨拶に書きます。
例文2:個人事業から法人にした会社
個人事業として始め、あとから会社にした場合の例です。創業と設立を分けて書きます。
| 年月 | 出来事 |
|---|---|
| 2014年5月 | 〇〇市で〇〇工房を創業(個人事業)。住宅の内装工事を開始 |
| 2019年10月 | 株式会社〇〇工房を設立(個人事業を法人化) |
| 2022年2月 | 店舗の内装工事を開始 |
個人事業の時期は、屋号と「個人事業」であることを書いておくと、設立の行との関係が読み取りやすくなるでしょう。会社概要の設立の欄が設立の年だけだと、創業の年から始まる沿革と見比べたときに、年が違って見えます。会社概要の設立の欄にも、創業と設立の両方を書いておくと安心です。
例文3:社名や本店の住所が変わった会社
社名や住所が変わった会社の例です。変わる前と後の名前を、どちらも書きます。
| 年月 | 出来事 |
|---|---|
| 1998年7月 | 大阪府吹田市に株式会社〇〇設備を設立 |
| 2015年11月 | 本店を大阪府豊中市へ移転 |
| 2023年1月 | 社名を株式会社〇〇テックに変更(旧社名:株式会社〇〇設備) |
社名が変わった会社は、古い名前で検索したり、古い名刺を持っていたりする人にも、同じ会社だと分かるようにしておきます。前の社名を書いた行は消さずに残してください。
社名の変更は、ホームページを見直すきっかけにもなります。社名の変更に合わせてWebサイトをリニューアルした例として、めぐみやでご支援したリバスタ様があります。
例文4:創業して間もない会社
創業して数年で、出来事がまだ少ない会社の例です。
| 年月 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年10月 | 〇〇市で株式会社〇〇デザインを設立 |
| 2025年8月 | 企業のパンフレット制作を開始 |
2行でも、沿革としては十分です。設立の年月と、今の仕事をいつ始めたかが分かれば、確かめに来た人が知りたいことは伝わります。行が少ないときの考え方は、出来事が少ないとき・書きにくいときの章でお伝えします。
書く前に、年月を資料で確かめる

沿革の年月は、登記事項証明書や社内の資料で確かめてから書きます。沿革は事実の一覧なので、年月が1つ違っているだけでも、読む人の信用を損ねることがあります。
設立の年月日は、登記簿で確かめる
会社の設立日は、法務局が設立の登記の申請を受け付けた日です(法務局「会社・法人の設立年月日」)。事業を始めた日や、事務所を開いた日とは違うことがあります。
設立の年月日は、登記事項証明書(登記簿の写しにあたる書類)の「会社成立の年月日」の欄で確かめられます。登記事項証明書は、法務局の窓口のほか、郵送やオンラインでも請求できます(法務局「登記事項証明書等の請求にはオンラインでの手続が便利です」)。
なお、国税庁の法人番号公表サイトで調べられるのは、社名・所在地・法人番号と、その変更の履歴です(国税庁 法人番号公表サイト「よくある質問」)。公表サイトの検索には「法人番号指定年月日」という項目もありますが、これは法人番号が指定された日で、設立の年月日とは限りません。設立の年月日は法人番号公表サイトでは公表されていないため、沿革の年月は登記事項証明書で確かめるのが確実です。
登記事項証明書の種類と、載っている範囲
登記事項証明書にはいくつかの種類があり、載っている範囲が違います。沿革を書くときに使い分けたい3つは、次のとおりです(法務省「登記事項証明書と登記簿謄抄本とは、どこが違うのですか?」)。
| 種類 | 載っていること | 沿革で確かめられること |
|---|---|---|
| 現在事項証明書 | 今、効力のある登記の事項(会社成立の年月日を含む) | 設立の年月日、今の社名と本店 |
| 履歴事項証明書 | 今の事項に加え、請求した日の3年前の年の1月1日から請求した日までに抹消された事項(変わる前の社名・住所など)。2026年11月に請求すれば、2023年1月1日以降の分 | ここ数年の社名の変更・本店の移転・役員の変更 |
| 閉鎖事項証明書 | すでに閉じられた、以前の登記の記録に載っている事項 | 履歴事項証明書に載らない、さらに前の変更 |
社名の変更や本店の移転が何年も前のことなら、履歴事項証明書には載っていないことがあります。その場合は閉鎖事項証明書もあわせて取り、変わった年月を確かめます。どの証明書を取ればよいか分からないときは、法務局の窓口で、確かめたい出来事とおおよその時期を伝えて相談すると確実です。
古い出来事は、社内の資料と照らし合わせる
新しいサービスの開始や、営業所・店舗の開設のように、登記事項証明書では確かめられない出来事は、社内の資料で確かめます。決算書、会社案内やパンフレットの古い版、当時の契約書、お知らせの記録などが手がかりになります。
資料で月まで確かめられない出来事は、年までにとどめるのが安全です。社内の記憶で「たしか春ごろ」と月を書くより、年だけのほうが正確です。古くからいる社員や先代の代表に聞けるなら、聞いた内容も資料と照らし合わせてから書いてください。
出来事が少ないとき・書きにくいとき

出来事が少ない会社は、沿革を無理に埋める必要はありません。行を増やすために出来事を作ったり言葉を飾ったりすると、事実の一覧としての信用をかえって損ねることがあります。書きにくい出来事も、事実を短く書けば十分です。
無理に埋めない。設立欄だけでもよい
ホームページに沿革を載せなければならない、という法律の決まりはありません。出来事が創業と設立くらいしかないうちは、沿革の欄を作らず、会社概要の設立の欄で伝える形でも十分です。
めぐみやの会社概要も、沿革の欄は設けず、設立の欄に創業と法人化の2つの年を書く形です。冒頭で紹介した知恵袋の質問のように「項目自体を無くしても良いか」と迷ったら、出来事が増えてから沿革の欄を作る、という順番でもよいでしょう。
反対に、沿革の欄を作るなら、出来事が2〜3行でもかまいません。今の事業をいつ始めたかが伝わるなら、載せる価値はあります。例文4のように、設立と、今の仕事の始まりの2行だけでもよいでしょう。
撤退・縮小・代表交代は事実だけ短く
事業からの撤退や、店舗・拠点を閉じたことは、書くかどうか迷う出来事です。撤退が今の主力の事業へ切り替えるきっかけになったなら、載せると歩みが伝わります。今の事業の始まりや転機につながっていないなら、載せる必要はありません。載せるなら、「〇〇事業を終了」「〇〇店を閉店」のように事実だけを短く書きます。理由を長く説明する必要はありません。
代表者の交代は取引先にとって大事な節目なので、沿革に載せておく会社が多く見られます。「代表取締役に〇〇が就任」と書けば十分です。前の代表への感謝や、新しい代表の抱負は、代表挨拶のほうに書きます。
想いや理念は、代表挨拶に書く
沿革を書いていると、出来事ごとに当時の苦労や想いを書き足したくなることがあります。ただ、沿革に想いが混ざると、事実の一覧として読みにくくなります。
沿革には出来事だけを書き、当時の想いやこれからの約束は代表挨拶に書くことをお勧めします。代表挨拶の書き方は、次の記事で例文とあわせて解説しています。
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沿革の置き場所・見せ方・更新

沿革は、会社概要の近くに置き、スマホでも読める形にして、変わったときに直す人を決めておきます。書いた内容が正しくても、見つけにくい場所にあったり、更新が止まっていたりすると、読む人に伝わりません。
会社概要の下か、別のページか
沿革の置き場所は、主に2つです。出来事が10行ほどまでなら、会社概要のページの表の下に「沿革」の見出しを立てて並べると、設立の欄とあわせて読めます。行が多い会社や、写真を添えて歩みを紹介したい会社は、沿革のページを別に作り、会社概要からリンクする形も選べるでしょう。
どちらの場合も、会社のメニュー(「会社情報」「会社案内」など)からたどれる場所に置くと、確かめに来た人が迷わずに済みます。会社の情報のページを、ホームページ全体のどこに置くかは、「ホームページの構成の決め方|必要なページと各ページに載せること」の記事で詳しく解説しています。
表か箇条書きで、スマホでも読める形に
沿革は、左に年月、右に出来事を置いた2列の表で見せるのが一般的です。スマホで見ると、表は画面の幅が狭くなり、出来事の欄が何行にも折り返されることがあります。公開する前に、スマホで実際に表示を確かめてください。
1行の出来事が長くなる会社は、年月を見出しのように置き、その下に出来事を書く箇条書きの形も読みやすい方法です。どちらの形でも文字で載せ、画像にした年表だけで載せるのは避けます。画像にした年表は、スマホでは拡大しないと読めないことがあり、あとから1行足すにも作り直しが要るためです。
更新が止まらないよう、直す人を決める
沿革でよく起きるのが、数年前の出来事で更新が止まっていることです。最後の行が古いままだと、見た人が「今も同じように仕事をしているのか」と迷うことがあります。
社名の変更・本店の移転・代表の交代・新しい事業の開始があったら、誰が沿革を直すかを決めておくと安心です。会社概要や名刺、パンフレットを直すときに、沿革もあわせて直す、という順番にしておくと漏れにくくなります。
自社でホームページを更新する方法は、次の記事にまとめています。
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めぐみやのWebサイト制作
効果的なWebサイトを作りたいけれどどうすれば良いかお悩みではありませんか?
集客と運用の実績を活かし御社ビジネスの成果に直結するWebサイトを構築致します。
沿革を問い合わせにつなげるには

沿革を整えるだけで、新しいお客様が増えるわけではありません。沿革は、確かめに来た人が「話を進めてよい会社か」を判断する材料の1つです。読んだあとに、事業の中身や事例のページへ進めるようにしておくと、問い合わせまでの道筋がつながります。
出来事から、事業や事例のページへ案内する
沿革の中の「〇〇サービスを開始」のような行は、そのサービスのページへのリンクにできます。出来事を読んで興味を持った人が、そのまま中身を確かめられるためです。沿革の下に「現在の事業内容」「ご依頼の事例」へのリンクを置くのも1つの方法です。
ただし、リンクを付けすぎると、事実の一覧としての読みやすさが下がります。今の事業につながる行に絞って付けると、沿革の役割を保てます。
会社情報のページは、まとめて整える
会社概要・沿革・代表挨拶は、どれも会社を確かめに来た人が読むページです。1つだけ直すと、設立の年や社名の書き方が、ほかのページと食い違うことがあります。食い違いがあると、確かめに来た人が問い合わせの前に迷う原因になります。直すときは、3つを並べて見比べ、年月と名前をそろえてください。
- 設立の年月が、会社概要と沿革でそろっているか
- 社名・本店の所在地が、登記事項証明書と同じか
- 沿革に代表の交代の行があるなら、最後の交代の行と会社概要の代表者名が同じか
- 沿革にある事業の名前が、事業内容やサービスのページと同じか
今あるページを見比べて直すだけでなく、開業に合わせて事務所や会社の情報を一からまとめて整える場合もあります。めぐみやでご支援した、たまき行政書士事務所様がその例です。行政書士事務所の開業に向けて、Webサイトとロゴデザイン、チラシなど開業に必要な制作物をまとめてご依頼いただきました。
問い合わせが増えないときの原因の切り分け方は、次の記事で詳しく解説しています。
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まとめ
沿革は、会社の主な出来事を年月順に並べた一覧で、「年月+1行の出来事」で書くのが基本です。古い順に並べ、年号をそろえ、1行に1つの出来事を事実だけで書きます。載せる出来事は、取引先や金融機関、応募を考える人が確かめたいことにつながる節目から選びます。
年月は記憶に頼らず、登記事項証明書や社内の資料で確かめてから書くようにしてください。出来事が少ない会社は無理に埋めず、会社概要の設立の欄だけで伝える形でも十分です。想いや理念は代表挨拶に分け、変わったときに沿革を直す人を決めておくと、正確な状態を保てます。
「会社概要・沿革・代表挨拶をまとめて整えたい」という方は、お問い合わせフォームよりご相談ください。
- 沿革は「年月+1行の出来事」を古い順に並べる。年号はそろえ、月が分からなければ年まで。
- 載せるのは創業・設立・社名変更・移転・新しい事業などの節目。確かめに来る人の役に立つかで選ぶ。
- 年月は登記事項証明書と社内の資料で確かめる。少なければ無理に埋めず、想いは代表挨拶に書く。
沿革の書き方に関するよくあるご質問
最後によくあるご質問をいくつかご紹介致します。
みなさまのWeb集客にお役に立てば幸いです。
その他、ご不明な点がございましたら以下のリンクよりお気軽にご相談下さいませ。
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Q
沿革は、ホームページに必ず載せなければいけませんか?
A
ホームページに沿革を載せなければならない、という法律の決まりはありません。創業して間もなく出来事が少ない会社は、会社概要の設立の欄で伝える形でも十分です。出来事が増え、取引先や応募を考える人に歩みを伝えたくなった時点で、沿革の欄を作るとよいでしょう。
Q
西暦と和暦は、どちらで書けばよいですか?
A
どちらで書いてもかまいません。大事なのは、1つの沿革の中でそろえることです。元号をまたぐと年数を数えにくくなるため、西暦を基本にして和暦を括弧で添える書き方もあります。会社概要の設立の欄とも、同じ年号にそろえておくと読みやすくなります。
Q
月が分からない出来事は、どう書けばよいですか?
A
資料で月まで確かめられない出来事は、年までにとどめます。推測で月を書くより、年だけのほうが正確です。会社の設立や社名の変更、本店の移転のように登記に載る出来事は、登記事項証明書で年月を確かめられます。
Q
個人事業から会社にしたことは「社名変更」と書いてよいですか?
A
個人事業から会社を作るのは、新しい会社の設立です。「株式会社〇〇を設立(個人事業を法人化)」のように書くと誤解がありません。個人事業として始めた年は「創業」として別の行に書き、創業と設立の両方を並べます。
Q
沿革は、いつ見直せばよいですか?
A
社名の変更・本店の移転・代表者の交代・新しい事業の開始など、沿革に載せる出来事があったときに直します。会社概要や名刺、パンフレットを直すときに沿革もあわせて直す、と社内で決めておくと、更新が止まりにくくなります。


