記事の監修

Web集客・マーケティングの専門家として、15年間にわたり厳格な基準と緻密な戦略をもって中小企業の成功を導く。
一時的な集客の手法に頼ることなく、中長期的な効果を持続させる本質的なWeb集客の構築に注力。
『恵ある集客を。』をスローガンに掲げてクライアント様のサービスや商品の核心的な魅力を、的確にターゲットに伝えることを重視したWebサイト運用をサポート。
- ホームページがないだけで、怪しい会社とは限りません。ただ、社名で調べた人は事業の中身やどんな人がやっているかを確かめにくく、口コミや地図など、その会社以外が載せた情報で判断することになります。
- SNSやGoogleマップは入口になりますが、会社の説明を自社の言葉でまとめておく場所の代わりにはなりにくいものです。
- 作るなら、いま一番困っていることを1つ決め、会社概要・事業内容・代表挨拶・連絡先をそろえた数ページから始めます。
ホームページを持っていない会社の経営者の方で、こんな思いをお持ちではありませんか。
「取引先から『ホームページはありますか』と聞かれて、答えに詰まった」
「紹介で仕事は回っているので、作らなくても困っていない」
「作ったほうがよいとは思うが、何から始めればよいか分からない」
一方で、ホームページがない会社を調べる側の声は、Yahoo!知恵袋にあります。「ホームページのない会社へ転職の面接を受けに行くのですが、企業研究をどう行えば良いでしょうか。」という質問です。投稿した方が自分で調べて分かったのは、従業員数や創業年月日などに限られていました。
中小企業のWeb集客を、ホームページの制作から公開後の運用までご支援している、めぐみやの立場からお伝えします。会社の見え方を左右するのは、ホームページがあるかどうかより、社名で調べた人が知りたいことを確かめられるかどうかです。
- 自社にホームページが無く、取引先や求職者からどう見られているか気になる方
ホームページがない会社は、どう見られる? - 紹介で仕事が回っていて、無いままで困るのかを判断したい方
無いままで困りにくい会社は、あるのか - 作るなら、何をどの順で決めればよいか知りたい方
ホームページが無い会社が作り始める5つの手順
ホームページがない会社は、どう見られる?

ホームページがない会社は、社名で調べた人から見ると、何をしている会社なのか、どんな人がやっているのかを確かめにくい会社です。ホームページが無いだけで信用を失うとは限りません。ただ、調べる人が知りたいことを自社から伝える場所が無いため、判断の材料をほかの情報に頼ることになります。
調べる人は「怪しくないか」を確かめに検索している
Googleの検索窓に「ホームページがない会社」と入れてみてください。検索候補に「怪しい」「危ない」「面接」「志望動機」「求人」「転職」などが並びます(2026年10月時点)。検索候補は、実際に検索されている言葉の組み合わせをもとに表示されるものです。この並びから、応募や転職の前に、相手の会社を確かめようとして検索する人がいることが分かります。
検索候補から分かるのは、ここまでです。どれくらいの人が「怪しい」と感じているかは、検索候補からは分かりません。言えるのは、会社を調べる人がいて、その人たちが応募や転職の前に確かめたいことを言葉にして検索している、ということです。
見込み客・取引先:実在と事業の中身を確かめる
社名で調べる人と、その人が確かめたいことは、次のように分けられます。
| 調べる人 | 確かめたいこと | ホームページが無いときに頼る情報 |
|---|---|---|
| 見込み客 | 何を頼める会社か、頼んで大丈夫か | Googleマップの口コミ、紹介してくれた人の話 |
| 新しい取引先・自社が営業をかけた相手 | 会社が実在するか、所在地と代表者 | 国税庁の法人番号公表サイト、地図、会社情報をまとめたサイト |
| 求職者 | 仕事の中身、一緒に働く人、職場の雰囲気 | 求人票、口コミサイト、知恵袋 |
| 金融機関・取引先の新しい担当者 | 事業の内容と、これまでの実績 | 決算書などの資料に加え、紙の会社案内や口頭での説明 |
見込み客や新しい取引先がまず知りたいのは、会社が実在するかどうかと、何をしている会社かです。法人であれば、社名と所在地は国税庁の法人番号公表サイトでも確かめられます。一方で、どんな仕事をどんな相手に提供しているか、代表がどんな人かは、公的な情報だけでは分かりません。ホームページが無いと、この部分は紹介者の話や口コミに頼ることになります。
求職者:仕事の中身と働く人を確かめる
求職者が知りたいのは、仕事の中身と、どんな人と働くかです。冒頭で紹介した知恵袋の質問者が見つけられたのは、従業員数、創業年月日、社会保険に入っている人数などでした。応募した事務職の仕事の中身や、会社が大切にしていることまでは分からず、志望動機の書き方に迷っていました。
求人票に載る項目は、給与や勤務時間、仕事内容の要点が中心です。会社の考え方や、実際に働く人の様子までは伝えきれません。採用ページの作り方は、「ホームページで求人する採用方法|応募につながる作り方と集め方」で詳しく解説しています。
ホームページが無いと、他人が書いた情報で判断される
ホームページが無い会社を社名で検索すると、出てくるのは地図、口コミサイト、会社情報をまとめたサイトなど、自社以外が載せた情報です。中には、古い所在地や電話番号のまま残っている情報もあります。調べた人にとっては、その情報が今も正しいのか分かりにくい状態です。
ホームページがあれば、会社の説明を自社の言葉で1か所にまとめ、変わったときに自分で直せます。ホームページの制作と運用に携わる側から見ると、調べる人に「最新の正しい情報はここにある」と示せることは、ホームページを持つ大きな意味の1つです。
無いままで困りにくい会社は、あるのか

取引先が決まっていて、新しいお客様も採用も必要としていない会社は、ホームページが無くても日々の仕事では困りにくいでしょう。ただ、そうした会社でも、会社を調べられる場面は避けられません。困りにくい条件と、SNSやGoogleマップで代わりになる範囲をあわせて見ていきます。
困りにくいのは、取引先が決まり採用もしない会社
次の条件がそろっている会社は、ホームページが無いことで日々の仕事に困る場面は少ないはずです。
- 取引先が長年決まっていて、新しいお客様を探していない
- 人を採用する予定がない
- 仕事の依頼は、取引先や知人からの電話や直接の連絡で来る
反対に、新しいお客様を増やしたい会社や、人を採用したい会社は、ホームページが無いことで機会を逃している可能性があります。ここからは、困りにくい会社でも起こる場面と、新しいお客様を増やしたい会社が気をつけたい点を、順に見ていきます。
紹介中心の小さな会社でも、社名は検索される
紹介で仕事が回っている会社でも、紹介された側は、連絡する前に社名を検索することがあります。紹介者の話だけで決める人もいれば、念のため会社の情報を確かめてから連絡する人もいるからです。検索しても自社の説明が見つからず、地図や口コミだけが出てくると、紹介された側は判断の材料が足りないまま、連絡するかどうかを決めることになります。
取引先が決まっていても、会社を調べられる場面はやってくる
取引先の担当者が代わったとき、金融機関と新しく取引を始めるとき、事業を引き継ぐ相手を探すとき。会社の情報を確かめられる場面は、取引先が決まっている会社にもやってきます。ホームページが無いと、そのたびに紙の会社案内や口頭で同じ説明を繰り返すことになります。

社名を知らない人には、そもそも見つけてもらえない
ここまでは、社名を知っている人が調べる場面の話でした。まだ社名を知らない人は、「地域名+業種」や、困っていることを表す言葉で検索します。Googleビジネスプロフィールは、会社の情報を無料でGoogleマップに載せられる仕組みです。登録していれば、検索結果に出る地図と会社の一覧に表示される機会はあります。ただ、ホームページが無いと、事業の詳しい説明や実績を読んでもらう場所がありません。
新しいお客様を増やしたい会社にとっては、この点がホームページを作るかどうかの分かれ目になります。社名を知らない人が比べる相手には、ホームページで事業を説明している同業他社も含まれるからです。
SNS・Googleマップでホームページの代わりになる範囲
ホームページの代わりとして挙がりやすいのが、SNS、Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)、求人票です。それぞれで伝えられることと、伝えにくいことは次のとおりです。
| 使うもの | 伝えられること | 伝えにくいこと |
|---|---|---|
| SNS | 最近の仕事の様子、新しいお知らせ | 会社の概要や事業の全体像(投稿が流れて、前の情報が探しにくい) |
| Googleマップ(Googleビジネスプロフィール) | 所在地、営業時間、電話番号、口コミ | 事業の詳しい説明、実績、代表の考え |
| 求人票 | 給与、勤務時間、仕事内容の要点 | 会社の考え方、働く人の様子(載せられる項目が決まっている) |
どれも入口としては役に立ちます。ただ、会社の説明を自社の言葉でまとめ、いつでも同じ場所で見てもらえるのはホームページです。SNSやGoogleマップからホームページへつないでおくと、入口で興味を持った人が、詳しい説明まで読めるようになります。
ホームページが無い会社が作り始める5つの手順

ホームページを作るときは、何のために作るかを1つ決めてから、載せる情報、ページの並び、作り方と費用、公開後の担当の順に決めていきます。作り始める前に決めておくことは、次の5つです。
※手順の名前を押すと、その手順の説明に移ります。
| 手順 | 決めること |
|---|---|
| 1 | いま一番困っていることを1つ決める |
| 2 | 載せる会社の基本情報をそろえる |
| 3 | ページの数と並びを決める |
| 4 | 自分で作るか、制作会社に頼むかを決める |
| 5 | 公開後に、誰がいつ直すかを決める |
1. いま一番困っていることを1つ決める
めぐみやでは、ホームページの目的が「会社案内も集客も採用も」と複数出てきたとき、まず「いま一番困っていること」を伺います。取引先への説明に手間がかかっているのか、新しいお客様が増えないのか、応募が来ないのか。困っていることが1つに決まれば、誰に向けて作るか、何を一番目立たせるかも決まります。
ホームページを作るときは、会社があることを示すだけの「名刺代わり」にとどめず、何のために使うかという具体的な目的を持たせます。めぐみやのご支援でも、この点を重視してきました。
目的の決め方は、「企業ホームページの役割とは?目的の決め方と役割別に見る数字」で詳しく解説しています。
2. 載せる会社の基本情報をそろえる
次にそろえるのは、調べる人が確かめたい会社の基本情報です。
| 載せること | 載せる中身 |
|---|---|
| 会社概要 | 会社名、所在地、代表者、設立年、事業内容、連絡先。法人番号や許認可の番号があれば添える |
| 事業内容 | 何を、誰に、どの地域で提供しているか。料金の目安や依頼の流れが書けるなら添える |
| 代表挨拶 | 誰がやっている会社か。会社を始めた理由や、仕事で大切にしていること |
| 連絡先 | 電話、メール、問い合わせフォームのどれか1つ以上と、受付時間 |
| 実績・お客様の声 | 掲載の了解を得られたものから。1件からでよい |
ホームページが無い会社が最初に載せるのは、会社概要や事業内容のような事実です。事実がそろっていれば、調べた人は自分で判断できます。
事務所や仕事の様子、代表の顔写真があると、文字だけより伝わりやすくなります。写真は、ページを作り始める前に撮りためておくと、制作の途中で手が止まりません。
3. ページの数と並びを決める
最初から多くのページを作らなくても始められます。トップページ、会社概要(代表挨拶を含む)、事業内容、お問い合わせの数ページから始め、実績や採用のページは困りごとに合わせて増やす、という進め方です。ページの数は会社によって変わるので、ここで挙げた並びは一例です。
必要なページと、各ページに載せることは、次の記事で詳しく解説しています。
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4. 自分で作るか、制作会社に頼むかを決める
作り方は、大きく分けて2つあります。ホームページ作成サービスなどを使って自分で作る方法と、制作会社に頼む方法です。自分で作れば費用は抑えられますが、文章と写真を用意し、ページを組み立てる時間が社内でかかります。制作会社に頼むと費用はかかりますが、載せる内容や文章の整え方から相談できます。
費用の目安は、ページ数や、文章と写真を誰が用意するかで変わります。規模別の目安と見積もりの見方は、「ホームページ制作の費用相場は?規模別の目安と見積もりの見方」で詳しく解説しています。頼む先の選び方は、「ホームページ制作会社の選び方とは?発注前の事前準備と選定基準」をご覧ください。
5. 公開後に、誰がいつ直すかを決める
公開した時点の情報のままにしておくと、所在地や電話番号、サービスの内容が変わったときに、古い情報がホームページに残ります。最新の正しい情報を示せることはホームページを持つ意味の1つなので、変わったときに誰が直すかを、公開前に決めておきます。直す日を月に何回と決めるより、伝えることが出てきたら直す、と決めておくほうが続けやすいでしょう。あわせて、全ページを見直す時期を決めておくと、直し忘れに気づけます。
公開後の運用については、「ホームページの放置は危険?起こるデメリットと成果を出し続ける運用体制」で詳しく解説しています。
めぐみやでは、ホームページの制作を、誰に向けて作るか、何を一番伝えるかを決めるところからお手伝いしています。

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まとめ
ホームページがない会社は、社名で調べた取引先や求職者から見ると、事業の中身やどんな人がやっているのかを確かめにくい会社です。検索候補に「怪しい」「面接」が並ぶことから、応募や転職の前に会社を確かめようとする人がいることが分かります。ホームページが無いと、調べた人は口コミや地図など、自社以外が載せた情報で判断することになります。
取引先が決まり、採用もしない会社は、日々の仕事では困りにくいでしょう。それでも、担当者の交代や金融機関との取引など、会社を調べられる場面はやってきます。SNSやGoogleマップは入口になりますが、会社の説明を自社の言葉でまとめておく場所はホームページです。
作るなら、いま一番困っていることを1つ決め、会社の基本情報をそろえて、数ページから始めます。作り方と費用、公開後に直す担当まで決めておけば、作ったあとに古い情報が残ることも防げます。
「ホームページを作りたいが、何から決めればよいか分からない」「作ったあとの運用まで任せたい」という方は、お問い合わせフォームよりご相談ください。

めぐみやのWeb集客コンサルティング
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めぐみやが集客からサイト運営まで一貫してサポート致します。
- ホームページがない会社は、社名で調べた人から見ると、事業の中身やどんな人がやっているのかを確かめにくい。判断は口コミや地図など自社以外が載せた情報に頼られる。
- 取引先が決まり採用もしない会社は困りにくいが、担当者の交代や金融機関との取引など、調べられる場面は来る。SNSやGoogleマップは入口にとどまる。
- 作るなら、一番困っていることを1つ決め、会社の基本情報をそろえ、数ページから始める。作り方と費用、公開後に直す担当まで決めておく。
ホームページがない会社に関するよくあるご質問
最後によくあるご質問をいくつかご紹介致します。
みなさまのWeb集客にお役に立てば幸いです。
その他、ご不明な点がございましたら以下のリンクよりお気軽にご相談下さいませ。
無料オンライン相談はこちらからどうぞ。
Q
ホームページがない会社は、怪しいのですか?
A
ホームページが無いだけで、怪しい会社とは言えません。取引先が決まっていて、新しい集客や採用をしていない会社もあります。ただ、社名で調べた人は事業の中身やどんな人がやっているのかを確かめにくいため、不安を感じることはあります。検索候補に「怪しい」が並ぶのも、応募や転職の前に確かめようとして検索する人がいることの表れです。
Q
SNSやGoogleマップがあれば要りませんか?
A
入口としては役に立ちます。SNSは最近の様子を、Googleマップは所在地や営業時間、口コミを伝えられます。一方で、事業の詳しい説明や実績、代表の考えをまとめておく場所としては足りません。SNSやGoogleマップからホームページへつないでおくと、興味を持った人が詳しい説明まで読めます。
Q
取引先が決まっている会社でも、ホームページは必要ですか?
A
日々の仕事では困りにくいでしょう。ただ、取引先の担当者が代わったときや、金融機関と新しく取引を始めるときなど、会社を調べられる場面はやってきます。会社概要と事業内容を載せた数ページのホームページでも、そのたびに同じ説明を繰り返す手間を減らせます。
Q
ホームページがない応募先は、何で確かめればよいですか?
A
法人であれば、国税庁の法人番号公表サイトで社名と所在地を確かめられます。求人票の内容や、Googleマップの所在地と口コミも手がかりの1つです。仕事の中身や会社が大切にしていることは、面接の場で質問して確かめる方法もあります。
Q
最初は何ページくらいで作ればよいですか?
A
決まった数はありません。一例として、トップページ、会社概要(代表挨拶を含む)、事業内容、お問い合わせの数ページから始める方法があります。実績や採用のページは、困っていることに合わせて増やします。何を載せるかは、いま一番困っていることを1つ決めてから考えると決めやすくなります。


