記事の監修

Web集客・マーケティングの専門家として、15年間にわたり厳格な基準と緻密な戦略をもって中小企業の成功を導く。
一時的な集客の手法に頼ることなく、中長期的な効果を持続させる本質的なWeb集客の構築に注力。
『恵ある集客を。』をスローガンに掲げてクライアント様のサービスや商品の核心的な魅力を、的確にターゲットに伝えることを重視したWebサイト運用をサポート。
「SEO会社から見積もりが届いたが、この金額が高いのか安いのか分からない」
「月額に何が含まれていて、作業は誰がやるのかが見えない」
「成果報酬と月額固定、どちらを選べばよいのか迷っている」
SEO対策の費用について、中小企業の経営者やWeb担当者の方からこうしたご相談をいただきます。
戦略から施策の実行まで一貫してご支援している立場から、結論をお伝えします。SEO対策を外注する費用の目安は、コンサルティングが月10〜50万円、記事制作が1本3〜10万円です。ただし同じ月額でも、改善点を提案するだけの契約と、施策の実行まで任せられる契約とでは中身が違います。
本記事では、
- 施策別の費用相場と、3つの料金体系
- 同じ月額でも中身が違う「提案型」と「実行型」の見分け方
- 予算別にできることと、見積もりで確認する5つの項目
を整理し、本記事を書いているめぐみや(中小企業のWeb集客をご支援している会社)の料金も、相場と並べてお伝えします。
見積もりを受け取ったときに、金額が妥当か、月額に何が含まれるかを自分で確かめられる状態を目指してお読みください。
- SEO会社から見積もりや提案を受け、金額が妥当か判断したい方
- SEO対策の月額に何が含まれるのかを知ってから依頼先を選びたい方
- 限られた予算で、SEO対策をどこまで任せられるかを知りたい方
SEO対策の費用を判断する3つのステップ
STEP
01
【相場把握】コンサルは月10〜50万円、記事は1本3〜10万円。施策別の相場と料金体系を知る
「どの施策にいくら」で相場を見る
SEO対策の費用は、コンサルティング・記事制作・内部対策・外部対策といった施策ごとに相場が分かれます。継続するコンサルティングは月10〜50万円、記事の制作は1本3〜10万円、一度で終わる内部対策は一括で10〜100万円が中心です。支払い方も月額固定・成果報酬・スポットの3つがあり、同じ施策でも費用のかかり方が変わります。見積もりの合計金額だけを見ていると、どの施策にいくら払っているのかが分かりません。施策ごとの相場を知っておくと、届いた見積もりのどこが高いのかを自分で確かめられます。
STEP
02
【中身の確認】同じ月額でも「提案まで」か「実行まで」かで費用の意味が変わる
月額に含まれる作業と、自社に残る作業を分ける
中小企業のWeb集客をご支援している立場から見ると、SEOの見積もりで比べるべきは金額より契約の中身です。改善点を提案するだけの契約なら、ページの修正は自社の担当者が担います。施策の実行まで任せる契約なら、ページの修正も支援会社の仕事です。記事はどちらの契約でも、支援会社に頼むか自社で書くかを選べます。担当者の作業時間まで含めて比べると、月額の安い契約の方が高くつくこともあります。
STEP
03
【予算と見積もり】月の合計×6ヶ月〜1年の総額で予算を組み、見積もりを5つの項目で比べる
成果を判断できる時点までの総額で考える
SEO対策では、検索からの流入が増え始めるまでに3〜6ヶ月、問い合わせにつながったかを判断できるまでに6ヶ月〜1年かかると見込んでおきます。成果を判断できるまでに投じる総額は、月の合計(月額+記事の制作費)の6〜12倍に、一括で頼む費用を足した金額です。予算は毎月の支払いだけでなく、この総額で組みます。見積もりを受け取ったら、含まれる作業・レポート・契約期間・順位を約束する表現の有無・相見積もりの条件の5つを確かめます。
SEO対策の費用相場はいくら?施策別の早見表

外注する場合のSEO対策の費用は、施策ごとに相場が分かれます。以下の表は、SEO支援会社9社が公開している料金を施策ごとに整理したものです(2026年9月時点で検索上位の解説記事を弊社が確認)。会社の規模や対象サイトの大きさで金額は変わるため、目安としてご覧ください。なお、この記事では、支援会社に毎月払う支援の費用を「月額」、月額に記事の制作費を足した毎月の支払いを「月の合計」と呼びます。記事の制作を月額に含める契約もあり、その場合は記事の分を二重に数えません。
| 施策 | 相場の目安 | 支払い方の例 |
|---|---|---|
| SEOコンサルティング | 月10〜50万円(大規模サイトは月100万円程度まで) | 月額固定 |
| コンテンツSEO(記事制作) | 1本3〜10万円(取材や専門家の監修つきは10万円以上) | 1本ごと・毎月まとめて |
| 内部対策 | 一括10〜100万円(サイトの規模による) | スポット |
| キーワード設計・サイト設計 | 一括10〜100万円程度 | スポット |
| 外部対策(被リンク) | 月1〜15万円 | 月額固定・成果報酬 |
| AI検索(LLMO・GEO)対策 | 初期10〜100万円、月10〜100万円 | 初期費用+月払い(通常のSEOとは別料金とする会社がある) |
| SEOツール | 無料〜月10万円 | 月払い |
金額の幅が広いのは、同じ施策名でも作業の範囲が会社ごとに違うためです。たとえば「SEOコンサルティング」には、月1回の報告と改善提案だけの契約もあれば、ページの修正や記事の企画まで含む契約もあります。表の金額は入口として押さえ、各施策で何が含まれるかを順に見ていきます。
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SEOコンサルティングの費用
SEOコンサルティングは、サイトの現状を分析し、狙う検索語と直す箇所を決めて進める支援で、月10〜50万円が中心です。大規模なサイトや専門性の高い業界では、月100万円程度まで上がります。個人(フリーランス)のコンサルタントなら、月5〜30万円程度の例もあります。
金額の差を生むのは、対象になるページの数と、月額に含まれる作業の範囲です。分析と改善提案だけなのか、修正作業や記事の企画まで含むのかで、同じ月額でも受けられる支援は変わります。この違いの見分け方は、「同じ月額でも中身が違う」の章でお伝えします。
コンテンツSEO(記事制作)の費用
コンテンツSEOは、検索する人の疑問に答える記事を作り、検索からの流入を増やす施策です。記事1本の制作費は3〜10万円が中心で、取材を伴う記事や専門家の監修が必要な記事は10万円を超えます。毎月まとめて依頼する場合は、本数に応じて月5〜50万円が目安です。参考として、SEO施策で弊社がご支援したシンフラワー様の事例をご紹介します。
1本の単価に何が含まれるかは、会社によって違います。キーワードの選定・構成案(記事の骨組み)・執筆・画像・入稿(サイトへの掲載作業)まで含む会社もあれば、執筆だけの会社もあります。単価だけで比べず、どの工程までが含まれるかを確かめてください。
めぐみやのWebコンテンツ制作代行は、初期費用無料・最低契約期間なしで、1記事3万円からお受けしています。3万円には、キーワードの選定・構成案・執筆・画像・入稿までが標準で含まれます。ご要望によって金額が変わる場合は、お見積もりの際にお伝えします。

めぐみやのWebコンテンツ制作代行
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内部対策・サイト設計の費用
内部対策は、検索エンジンがサイトの内容を正しく読み取れるように、ページの構造やタイトル、表示速度を整える作業です。多くは一度で終わるスポットの依頼で、サイトの規模に応じて一括10〜100万円が目安です。狙うキーワードの設計やサイト全体の構造を決める「サイト設計」も、一括10〜100万円程度で依頼できます。内部対策を請け負う会社には、直す箇所を示すだけの会社と、修正作業まで行う会社があり、どちらに頼むかによって金額が変わります。
サイトを作り直す予定があるなら、内部対策を単独で頼むより、リニューアルの設計段階でSEOを組み込む方が費用を抑えられます。作ったあとに直すと、同じページに2回手を入れることになるためです。

外部対策(被リンク)の費用と注意点
外部対策は、ほかのサイトから自社サイトへのリンク(被リンク)を増やす施策で、月1〜15万円が目安です。本来の外部対策の費用は、社名や商品がほかのサイトで紹介され、そこから自社サイトへリンクが張られるように働きかける作業に充てられます。具体的には、業界メディアへの情報提供やプレスリリースの配信、紹介されやすい調査記事や資料づくりです。見積もりの外部対策が、この働きかけの作業なのか、リンクそのものの提供なのかを確かめてください。なお、順位を上げる目的でお金を払ってリンクを買う行為は、Googleのスパムに関するポリシーで禁止されています。
「被リンクを毎月◯本つけます」という提案は、順位が一時的に上がっても、発覚すれば評価を大きく落とすおそれがあります。外部対策の費用が見積もりに入っていたら、どのような方法でリンクを得るのかを確かめてください。自社の取り組みを業界団体のサイトや取材記事で紹介してもらうように、自然にリンクが増える方法なら問題はありません。
AI検索(LLMO・GEO)対策の費用
ChatGPTやGoogleのAIによる概要(検索結果の上に出るAIの回答)に、自社の情報が引用されるよう整える対策があります。これがLLMO対策やGEO対策です。検索上位の解説記事を見ると、初期10〜100万円、月額10〜100万円を別料金として示している会社もあります。
一方でGoogleは、Google検索セントラルの公式ガイドで方針を示しています。検索のAI機能に表示されるために、通常のSEOとは別の特別な対策は要らないという内容です。AI検索対策を別料金で勧められたら、通常のSEO対策と作業の中身がどう違うのかを確かめてから判断してください。
見落としやすい費用(ツール・サーバ・リライト)
SEO会社の見積もりには入っていないことが多い費用もあります。
- 順位計測・分析ツール:無料〜月10万円。Googleが無料で提供するSearch ConsoleとGA4だけなら費用はかからない
- 記事の書き直し(リライト):公開した記事の順位を保つための作業。月額に含まれない場合は1本ごとに別料金
- サイトの修正作業:内部対策の提案を受けても、修正を制作会社に頼むと別に費用がかかる
- サーバ・ドメイン:月1,000円〜数千円。表示速度を上げるためにサーバを移すと費用が増える場合がある
中でもサイトの修正作業は、SEO会社と制作会社が別々の場合に見落とされがちです。提案を受けてから修正の見積もりを取ると、想定の総額を超えることがあります。
SEO対策の料金体系は3つ|月額固定・成果報酬・スポットの違い

SEO対策の料金は、支払い方で3つの型に分かれます。同じ施策でも、型によって費用が発生するタイミングとリスクの持ち方が変わります。
| 料金体系 | 支払い方 | 向いている依頼 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 月額固定型 | 毎月決まった金額 | コンサルティング・記事制作など、続けて行う施策 | 順位が動かない月も費用がかかる |
| 成果報酬型 | 指定した検索語で上位に入った日数や順位に応じて | 対策する検索語が少なく、はっきりしている場合 | 成果の決め方しだいで、問い合わせにつながらない語に費用を払うことがある |
| スポット型 | 作業ごとに一括 | 内部対策・サイト診断・サイト設計 | 作業のあとの改善は含まれない |
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月額固定型:分析と改善を続ける一般的な形
月額固定型は、毎月決まった金額で、分析・改善提案・記事制作などを続けて依頼する形です。SEO対策の料金として最も多く使われている型で、予算の見通しを立てやすい点が利点です。
一方で、順位が動かない月も同じ金額がかかります。毎月の報告で、何をして、どの数値が変わったかを確かめられる契約かどうかが、月額固定型を選ぶときの分かれ目です。
成果報酬型:「何を成果とするか」を契約前に確かめる
成果報酬型は、指定した検索語で10位以内に入った日だけ費用が発生する、といった形で支払う型です。上位に表示されなければ費用がかからないため、リスクが小さく見えます。
気をつけたいのは、成果の中身が「特定の検索語の順位」だけで決まっている点です。検索する人がほとんどいない語や、自社の商品と関係の薄い語で上位に入っても、問い合わせは増えません。契約の前に、対象の検索語が月にどれだけ検索されているか、問い合わせにつながる見込みがあるかを確かめてください。上位に入る手段としてお金で買ったリンクを使う業者もあるため、施策の中身もあわせて確認します。
スポット型:内部対策や診断を一度だけ依頼する
スポット型は、内部対策・サイト診断・サイト設計のように、作業ごとに一括で支払う型です。まず現状の課題を知りたい場合や、リニューアルにあわせて一度だけ整えたい場合に向いています。
スポットの依頼は、作業が終わった時点で契約もそこで終わりです。診断で見つかった課題を誰が直すのか、直したあとに順位や流入をどう確かめるのかは、依頼の前に決めておきます。
同じ月額でも中身が違う|「提案まで」か「実行まで」かを見分ける

SEOコンサルティングの見積もりを並べると、同じ月20万円でも契約の中身が会社ごとに違うことに気づきます。分かれ目は、月額に「提案」だけが含まれるのか、施策の「実行」まで含まれるのかです。この記事では前者を「提案型」、後者を「実行型」と呼びます。料金体系の型とは別の、契約の中身の違いです。Q&Aサイトには、月15万円×6ヶ月のSEOコンサルの提案を受けた方の相談が寄せられています。中身は改善点の提案や指南までで、実際の作業は相談者自身が行う形だったそうです。
| 項目 | 提案型 | 実行型 |
|---|---|---|
| 月額に含まれる作業 | 分析・改善点の提案・レポート | 分析・狙う検索語と記事の構成の設計・ページの修正・施策の実行とその後の見直し |
| 自社が担う作業 | ページの修正・記事の執筆・ツールの設定 | 商品や顧客の情報提供と公開前の確認(記事を自社で書く形もある) |
| 記事の執筆 | 自社、または別料金で外注 | 月額に含む会社、別料金の会社、自社で書く形の3通り |
| 向いている会社 | 社内にサイトを直せる担当者がいる会社 | ページの修正や分析に手を動かす時間を取りにくい会社 |
| 見積もりで見る点 | 提案の頻度と、提案を実行する社内の時間 | 実行する作業の範囲と、別料金になる作業 |
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提案型:改善点を示し、作業は自社が担う
提案型は、サイトを分析して「このページのタイトルを直す」「この検索語で記事を書く」といった改善点を示し、実際の作業は自社が担う形です。月額を抑えやすく、作業を通じて社内にノウハウが残ります。
前提になるのは、提案を実行できる担当者が社内にいることです。HTMLの知識を持つ人が社内にいない場合や、毎月何十時間もの執筆時間を取れない場合は、提案が溜まるだけで順位は動きません。
実行型:分析から施策の実行・改善までを任せる
実行型は、分析と方針づくりに加えて、ページの修正や施策の実行、その後の見直しまでを外部が担う形です。記事は、支援会社に任せる形(月額に含む/別料金)と、自社で書く形があります。任せる場合、自社の担当者は商品や顧客についての情報提供と、公開前の確認に時間を使います。
提案型より月額が上がる場合でも、担当者が少ない会社では社内の作業時間が減る分、実質の負担は軽くなる傾向です。見積もりでは「実行」に含まれる作業の一覧を出してもらい、どこから先が別料金になるかを確かめてください。
記事制作が月額に含まれるかを確かめる
見落としやすいのが、記事の制作が月額に含まれるかどうかです。見積書に同じ「SEOコンサルティング 月額◯万円」と書かれていても、記事の企画までで執筆は別料金の会社もあれば、月2本の記事制作を含む会社もあります。
記事制作が別料金なら、月額に「1本の単価×本数」を足した金額が月の合計です。1本3〜10万円の記事を月2〜4本頼むと、月6〜40万円が加わる計算になります。見積もりを比べるときは、記事制作を含めた月の合計で並べてください。
提案型が割高になるのは、社内に手を動かす人がいないとき
提案型の月額が安く見えても、社内の担当者が作業に使う時間は費用です。たとえば提案の実行に月20時間かかり、担当者の時給を3,000円とすると、月額とは別に、月6万円分の人件費がかかっている計算になります。
提案が実行されないまま月額を払い続けると、費用だけがかかって順位は変わりません。社内で作業の時間を確保できるかを先に見積もり、確保できないなら、実行型を選ぶ方が成果につながらない支出を減らせます。
分析から施策の実行と改善までを月額でお受けする形は、下のページで紹介しています。

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予算別にできることと、成果が出るまでの総額

SEO対策で毎月払う金額は、支援会社との契約の「月額」と、記事の制作費(1本の単価×本数)の組み合わせで決まります。2つを足した毎月の支払いは、早見表の章で決めた「月の合計」にあたります。支援の月額の相場は早見表のとおり月10〜50万円、記事は1本3〜10万円です。
下の表は、中小企業が検討しやすい組み合わせを、支援の月額10〜20万円・記事1本3〜5万円として計算した例です。支援の月額が相場の上の方なら、月の合計もその分だけ上がります。
| 組み合わせ | 月の合計(例) | 向いている会社 |
|---|---|---|
| 記事の制作だけを外注する(月2〜3本) | 6〜15万円 | サイト全体で狙う検索語の設計と、公開後の分析を自社で担える会社 |
| ページの修正と分析を任せ、記事は自社で書く | 10〜20万円 | ページの修正には手が回らないが、記事を書く人はいる会社 |
| 分析から実行・改善まで+記事を月2〜4本 | 16〜40万円 | 担当者1〜2名で、情報提供と確認の時間を取れる会社 |
| 分析から実行・改善まで+記事を月5〜8本 | 25〜60万円 | 記事の本数を増やしたい会社 |
| 大規模サイトで多くの検索語を並行して運用する | 50万円以上 | マーケティング部門を持つ中堅以上の会社 |
※大規模サイトの行を除き、支援の月額10〜20万円・記事1本3〜5万円で計算した金額です。記事の制作だけの行は、支援の月額を含みません。記事を月5〜8本にした行(25〜60万円)の上の方は、大規模サイトの行(50万円以上)と重なります。
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記事の制作だけを外注する:月の合計6〜15万円
記事の制作だけを外注するなら、1本3〜5万円で月2〜3本、月の合計は6〜15万円です。記事ごとのキーワードの選定までは、制作費に含む会社もあります。一方で、サイト全体でどの検索語を狙うかは自社の担当者が決め、公開した記事がどう読まれているかも自社で確かめる前提です。
自社で確かめる方法は、「内製と外注で費用はどう変わる?」の章の最後で紹介します。狙う検索語を自社で決められる会社なら、この組み合わせでも記事を積み上げられます。
ページの修正と分析を任せ、記事は自社で書く:月の合計10〜20万円
サイトの分析と狙う検索語の設計、ページの修正、公開後の見直しまでを月額で任せ、記事は自社で書く組み合わせです。実行型の支援のうち、記事の執筆だけを自社に残す形にあたります。記事の制作費がかからない分、月の合計は支援の月額だけで収まります。
前提になるのは、社内に記事を書く時間があることです。支援会社が決めた検索語と構成に沿って自社で書けば、現場の情報が入った記事を、記事の外注費をかけずに増やせます。
分析から実行・改善まで+記事月2〜4本:月の合計16〜40万円
担当者が1〜2名の中小企業が最初に検討しやすいのが、この組み合わせです。支援の月額10〜20万円に、1本3〜5万円の記事を月2〜4本加えると、月の合計は16〜40万円になります。記事1本3万円で2本なら16〜26万円、5万円で4本なら30〜40万円です。
この組み合わせで費用対効果を左右するのは、自社の強みや顧客の情報を、依頼先にどれだけ渡せるかです。現場でしか知り得ない情報が記事やページに入れば、同じ月の合計でも他社と違う内容で検索に表示されます。
記事を月5〜8本に増やす:月の合計25〜60万円
支援の中身は変えずに、記事を月5〜8本に増やした場合の金額です。外部対策やサイトの改修まで同じ会社に頼むときは、その費用がさらに加わります。
本数を増やす前に確かめたいのは、社内で記事の内容を確認する時間があるかどうかです。月8本の記事を確認できないまま公開すると、自社の考えとずれた記事が増え、問い合わせにつながりません。

月50万円以上が前提になるのは大規模サイトの運用
表の前提の上の端(支援の月額20万円・記事1本5万円)でも、記事を月7本にすると月の合計は50万円を超えます。支援の月額が相場の上の方なら、記事の本数が少なくても超えることがあります。50万円以上が前提になるのは、数千ページ規模のECサイトやメディアで、多くの検索語を並行して運用する場合です。大規模サイト向けに公開されている料金もこの価格帯にあり、担当者1〜2名の中小企業が最初からこの規模で始める例は多くありません。
中小企業がこの規模の見積もりを受け取ったら、記事の本数・支援の範囲・対象のページ数のどれで金額が上がっているのかを先に確かめます。
内部対策とサイト診断は、月の合計と別に一括で見ておく
内部対策を月額の中で行うか一括で頼むかは、契約の型によって変わります。実行型の月額に含まれる「ページの修正」は、内部対策の作業そのものです。ただし、サイト全体の構造を作り直すような大きな内部対策は、別の一括の見積もりになる会社があります。提案型の契約では修正は自社で行い、社内で直せない場合は、制作会社などに一括で依頼する形です。記事だけを外注している場合も、内部対策は別に一括で頼みます。一括で頼むときは、小規模なサイトでも10万円前後からが目安です。
サイトの診断は、無料で受け付けている会社もあります。一括の内部対策を頼む前に、診断で直す箇所の数と優先順位を知っておくと、見積もりの金額が妥当かを判断しやすくなります。
費用対効果は総額で見る|月の合計×6ヶ月〜1年
SEO対策の費用対効果は、毎月の支払いより、成果を判断できるまでの総額で見ます。流入が増え始めるまでに3〜6ヶ月、問い合わせまでの成果を判断できるまでに6ヶ月〜1年が目安です。月の合計が20万円なら、半年で120万円、1年で240万円を投じる計算になります。一括の内部対策を頼む場合は、その費用も総額に含めて考えるのが前提です。
この総額を最初に見ておかないと、3〜4ヶ月目で「まだ問い合わせが来ない」と契約を止め、それまでの費用が無駄になります。何ヶ月目にどの数値を確かめるかは、コンテンツマーケティングの期間と成果までのロードマップで整理しています。広告とSEOで費用の回収のしかたがどう違うかは、リスティング広告とSEOの違いで比べています。
見積もりで確認すること|妥当性を判断する5つの項目

見積もりを受け取ったら、金額を比べる前に次の5つを確かめます。同じ金額でも、ここが違えば受けられる支援は別物です。
- 月額に含まれる作業と、自社が担う作業の一覧があるか
- レポートの中身と打ち合わせの頻度が決まっているか
- 契約期間・最低契約期間・解約条件が書面にあるか
- 順位や被リンクの本数を約束する表現がないか
- 相見積もりの条件(施策・記事の本数・期間)がそろっているか
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月額に含まれる作業と、自社が担う作業の線引き
最初に確かめるのは、月額に含まれる作業の一覧です。「同じ月額でも中身が違う」の章で見た提案型か実行型かは、この一覧で見分けられます。分析、改善提案、ページの修正、記事の企画と執筆、入稿のどこまでが入っているかを書き出してもらいます。
あわせて、自社が担う作業の一覧も必要です。情報の提供、記事の確認、ページの修正のうち何が自社に残るのかが分かれば、社内で確保すべき時間が見えます。
レポートの中身と打ち合わせの頻度
毎月の報告で何が分かるかは、費用の妥当性を判断する材料になります。順位の一覧だけのレポートでは、検索からの流入や問い合わせが増えたのか、翌月に何をするのかが分かりません。
見積もりの段階で、レポートの見本と打ち合わせの頻度を確かめておきます。流入と問い合わせまでの数値、翌月の施策が書かれているかが目安です。
契約期間・最低契約期間・解約条件
SEO対策は成果が出るまで時間がかかるため、半年以上の最低契約期間を設ける会社があります。成果が見えない段階でも途中で解約できない契約があるので、期間と解約の条件は署名の前に確かめます。解約したあとに、作った記事や修正したページ、分析のデータが自社に残るかも確認の対象です。
無料期間のあとに自動で有料の契約へ切り替わる申し込みにも注意が必要です。Q&Aサイトには、電話営業で「1ヶ月は無料」と案内されたあと、解約の連絡をしなかったために請求を受けたという相談もあります。契約の内容は書面かメールで受け取り、自動更新の有無まで確認してください。

「必ず上位表示」「短期間で被リンク」をうたう提案に注意する
検索順位を決めるのはGoogleで、SEO会社が順位を約束することはできません。Google検索セントラルも、SEO業者を選ぶときの注意として、上位表示を保証する業者に気をつけるよう案内しています。
「◯日で上位表示」と期限を切る提案や、「短期間で被リンクを増やす」という提案にも注意が必要です。外部対策の節で触れたリンクの売買のように、Googleのポリシーに反する手法が使われていることがあります。発覚すれば順位を大きく落とし、元に戻すための費用も別に必要です。
相見積もりは同じ条件で比べる
複数の会社から見積もりを取るときは、施策・記事の本数・契約期間をそろえて依頼します。条件がばらばらのまま金額だけを比べると、作業の少ない会社が安く見えるだけです。
比べるときは、月額に記事の制作費を足した「月の合計」と、その6〜12ヶ月分に一括の費用を足した「総額」の2つで並べると、会社ごとの差が見えます。最低契約期間は、成果が出なくても支払いが続く期間です。最低契約期間の対象になる金額(多くは月額)に期間を掛けた金額を、途中でやめても払う金額として総額とは別に並べておきます。
見積もりを比べる前に、自社のサイトにどの施策が要るかが分かっていると、条件をそろえやすくなります。いまのサイトの状態から必要な施策を無料で診断していますので、無料ホームページ診断をご利用ください。
内製と外注で費用はどう変わる?

外注の相場を見てきましたが、社内でSEO対策を進める内製にも費用はかかります。担当者の給与に含まれているため、見えにくいだけです。下の表では、外部に払う費用と、社内で要る時間を分けて比べます。
| 進め方 | 外部に払う月の費用 | 社内で要る時間 |
|---|---|---|
| 内製 | ツール代だけ(無料〜月10万円) | 企画・執筆・ページの修正・分析のすべて |
| 提案型の外注+自社で作業 | 支援の月額+ツール代 | ページの修正と記事の執筆 |
| 実行型の外注 | 支援の月額+記事の制作費(記事を外注する場合) | 情報提供と公開前の確認(記事を自社で書くなら執筆も) |
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内製の費用は担当者の時間とツール代
内製の費用は、担当者の人件費とツール代です。ツールは、Googleが無料で提供するSearch ConsoleとGA4から始められます。順位計測や競合分析の有料ツールを入れると、月数千円〜10万円ほどが加わります。
見えにくいのは担当者の時間です。記事1本の企画から公開までに10時間かかり、時給3,000円で考えると1本3万円で、外注の記事1本の下限と同じ水準になります。内製が安く見えるのは、この時間を費用として数えていないためです。
外注の費用は「どこまで任せるか」で決まる
外注の費用は、任せる範囲に応じて上がります。提案だけを受けて作業を自社で担えば月額は抑えられ、実行まで任せるほど月額は上がって社内の作業時間は減ります。
どこまで任せるかを決める基準は、自社に残したい作業が何かです。商品や顧客の悩みを言葉にする作業は、外部に任せても質が上がりません。ページの修正、記事の執筆、数値の分析のように、専門知識と時間が要る作業から外に出します。
自分で始めるなら、無料ツールで現状を確かめてから
外注の前に自社で試したい場合は、Search Consoleで自社サイトがどの検索語で何回表示されているかを確かめるところから始めます。表示はされているのに順位が低い検索語が見つかれば、そのページのタイトルや内容を直すだけで流入が増えることもあります。
自分で進める手順は、SEO対策の基本|初心者が自分でできる8ステップで紹介しています。数ヶ月試して手が回らないと分かってから、外注の範囲を決めても遅くはありません。
めぐみやの場合|月額10〜20万円にAI検索(LLMO・GEO)対策まで含めてご支援
相場と見積もりの見方をお伝えしてきましたので、めぐみやの料金も同じ軸で示します。Web集客コンサルティングは初期費用0円、月額10〜20万円で、最低契約期間は設けていません。月額の幅は、サイトの規模と作業量で決まります。
月額に含まれる作業と、別料金になる記事制作
月額に含まれるのは、現状分析・戦略設計・施策の実行・改善の4つの工程です。ページの修正などの内部SEO対策も、施策の実行として月額に含まれます。あわせて、キーワード調査、競合調査、月次の打ち合わせ(レビューMTG)、SNS運用のご支援まで同じ月額で対応します。
AI検索への対策(LLMO・GEO対策)も、この月額の中で行います。めぐみやのLLMO・GEO対策は、通常のSEOに別の作業を足すものではありません。Googleのポリシーに沿ったSEO対策と信頼できるコンテンツの運用の中で、AI検索からの流入も意識してページの構成と導線を設計します。早見表で紹介した一部の会社のように別料金にはせず、SEO対策と同じ月額の中で進めています。
記事の制作は月額に含まれず、Webコンテンツ制作代行として1記事3万円から別にお受けしています。月額10〜20万円に記事1本3万円を足すと、月の合計は記事2本で16〜26万円、4本で22〜32万円です。この金額は、予算別の章の「分析から実行・改善まで+記事を月2〜4本」(16〜40万円)の低い側に収まります。記事の単価を相場の下限の3万円で計算しているためです。
担当は代表の大浦で、全案件を直接受け持つ少人数の体制で運営しています。営業と制作の担当が分かれていないため、打ち合わせで伺った内容がそのまま施策に反映されます。Web集客支援15年、100社以上の中小企業をご支援してきた経験を、1社ごとの施策に直接生かせる体制です。
現場で多い費用のご相談と、最初にお金をかける順番
費用についていただくご相談で多いのは、次の2つです。一つは「広告費を上げても、売上が比例して伸びなくなってきた」というお悩み。もう一つは「自然検索からの集客は時間がかかるうえに、確実に集客できるか分からないので不安だが、広告に回す費用も無い」という不安です。
どちらのご相談にも、めぐみやは広告費や記事の本数を増やす前に、いまの数値を確かめるところから始めます。ご支援の最初の工程が現状分析なのも、この理由からです。どの検索語で自社が表示されているか、どのページから問い合わせが来ているかを見てから、狙う検索語を決めます。
集客の予算を広告に回すと、広告費を止めた時点で集客も止まります。検索からの集客は時間がかかる代わりに、上位に表示された記事やページが、広告を止めたあとも読まれ続けるのが強みです。「確実に集客できるか分からない」という不安に対しては、自社サイトの数値を確かめてから狙う検索語を決めることで、当たり外れを小さくできます。
まとめ
SEO対策の費用は、コンサルティングで月10〜50万円、記事制作で1本3〜10万円が目安です。ただし同じ月額でも、提案までか実行までか、記事制作が含まれるかで中身は変わります。
予算は、月額に記事の制作費を足した月の合計に、成果を判断できるまでの6ヶ月〜1年を掛け、一括で頼む費用を足した総額で考えます。見積もりを受け取ったら、含まれる作業、レポート、契約期間と解約条件、順位を約束する表現の有無、相見積もりの条件の5つを確かめてください。
届いた見積もりが妥当か判断したい、自社の予算でどこまで任せられるか知りたい。そうお考えの中小企業の経営者やWeb担当者の方は、お問い合わせページより弊社までご相談ください。いまのサイトの数値をもとに、最初に費用をかけるべき施策をお伝えします。
- 相場はコンサル月10〜50万円・記事1本3〜10万円。まず施策別の内訳と料金体系で見る。
- 同じ月額でも「提案まで」か「実行まで」か、記事制作が含まれるかで中身が違う。
- 予算は月の合計×6ヶ月〜1年に一括の費用を足した総額で組み、見積もりは5つの項目で比べる。
SEO対策の費用に関するよくあるご質問
最後によくあるご質問をいくつかご紹介致します。
みなさまのWeb集客にお役に立てば幸いです。
その他、ご不明な点がございましたら以下のリンクよりお気軽にご相談下さいませ。
無料オンライン相談はこちらからどうぞ。
Q
SEO対策の費用は月いくらが相場ですか?
A
外注する場合、SEOコンサルティングは月10〜50万円が中心です。記事の制作も頼むなら、1本3〜10万円が本数分加わります。大規模なサイトや専門性の高い業界では、月100万円程度まで上がる例も見られます。金額の差を生むのは、対象のページ数と、月額に含まれる作業の範囲です。
Q
成果報酬型と月額固定型はどちらがよいですか?
A
対策する検索語が少なく、その語で問い合わせにつながると分かっているなら、成果報酬型も選択肢です。狙う検索語を広げながら記事やページを直していくなら、月額固定型が向いています。成果報酬型を選ぶときは、何を成果とするかと、上位に入るための手法を契約の前に確かめてください。
Q
記事制作はSEO対策の月額に含まれますか?
A
会社によって違います。月額に記事の制作を含む会社もあれば、記事の企画までで執筆は1本ごとの別料金という会社もあります。見積もりを比べるときは、記事の制作費を含めた月の合計で並べてください。めぐみやのWeb集客コンサルティングでは記事の制作は月額に含まれず、Webコンテンツ制作代行として1記事3万円から別にお受けしています。
Q
AI検索(LLMO・GEO)対策は別料金ですか?
A
別料金とする会社もあり、検索上位の解説記事では初期10〜100万円、月額10〜100万円の例が示されています。Googleは、検索のAI機能に表示されるために通常のSEOとは別の特別な対策は必要ないとしています。めぐみやでは、AI検索からの流入を意識したページづくりを通常のSEO対策の中で行うため、別料金にせず同じ月額(10〜20万円)で対応する形です。
Q
個人(フリーランス)に依頼すると安くなりますか?
A
個人のコンサルタントは月5〜30万円程度の例があり、会社より安く収まる場合があります。依頼先が会社か個人かより、誰が担当し、月額でどこまで作業するかで受けられる支援は変わります。料金だけで比べず、月額に含まれる作業と、実行まで担えるかを確かめてから選んでください。


