もし、あなたがサイト運営担当者であれば、Web集客におけるリスティング広告の費用対効果が近年減少傾向で、Seo対策(自然検索)での集客も以前よりも難しくなってきている事実はよくご存知と思います。
そして、今迄通りの売り上げを確保する為に、より広告費用を上げたり、セールなどを行うなどをして、利益を削る施策を行なっている企業様も多いと思います。そんな中、結局のことろ、費用対効果が高いのは、Seo対策と、リスティング広告のどちらなのでしょうか。
Web集客における現在の傾向
まず、始めに今後のWeb集客の傾向を示す2つのGoogle公式アナウンスをご紹介致します。
日本語検索の品質向上にむけて(コンテンツファースト)
引用文元:https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/02/for-better-japanese-search-quality.html
Google は、世界中のユーザーにとって検索をより便利なものにするため、検索ランキングのアルゴリズムを日々改良しています。もちろん日本語検索もその例外ではありません。その一環として、今週、ウェブサイトの品質の評価方法に改善を加えました。今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。その結果、オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになります
モバイル ファースト インデックスに向けて
引用文元:https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/11/mobile-first-indexing.html
最近では、Google 検索を使用しているほとんどのユーザーは、モバイル端末から検索を行うようになりました。しかし依然として、Google のランキング システムは、主にデスクトップ版のコンテンツを用いてユーザーとの関連性を評価しています。
〜中略〜
将来的に Google のアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用するようになります。つまり、ページのランキングを決定したり、構造化データを理解したり、検索結果にスニペットを表示する際も、モバイル版のコンテンツが使用されるようになります。
Googleは、上記アナウンスからも分かりますように、徹底してユーザーファースト(顧客第一主義)を貫いています。上記施策以外にも数多くの施策を繰り出してきており、現在では、小手先のSeoテクニックはもう効かなくなってきていますし、それどころか施策することによるリスクの方が大きくなってきております。
Seo対策やリスティング広告含め、Web集客全体の難易度・コストが過去よりも掛かる様になってきているのが、現在の傾向です。
Web集客の種類
続きまして、Web集客の流入経路の種類と、それぞれの特質を簡単にご紹介致します。流入経路は意外にも少なく、大きく分けて下記の3種類です。
各メディアで特質があり、施策する内容もそれぞれで違いますが、大まかな概要は、自然検索(Seo対策)は長期的な視野でWebサイトそのものがWebマーケティング資産となっていくような積立型の施策、広告は短期的(早く)に結果を得る為の掛け捨て型の施策、SNSはリアルタイム性を活かしてユーザーとコミュニケーションをとりファン化する為の施策。となります。
Seo対策の特徴 〜長期戦略型施策〜
昨今では、「コンテンツを制作して集客しましょう!」「1コンテンツ◯万円で制作致します!」というサービスがとても増えてきました。しかし、Seo対策業者の言う通りコンテンツを制作したが、「集客出来ない」「集客は出来たが肝心の成約が増えていない」などの声をサイト運営のご担当者様からお聞きする事も増えてきました。なぜこういった、状況になるのでしょうか。
ユーザーのニーズを満たすコンテンツのみが有効
Webコンテンツ企画・制作する際に忘れてはいけないこと。それは、集客とは売り上げと利益をあげる為の手段の一つであること。です。
「そんなの当たり前じゃないか!」という声が聞こえてきそうですが、意外にもこのことを考えてコンテンツ企画をしているSeo業者は少ないです。(その理由は、きっとそのビジネスモデルにあると思いますが、ここでは割愛致します。)
集客をすれば売り上げが上がるのではなく、見込み客を集客すれば売り上げが上がる。という事と思います。その為には、自社の見込み客のニーズを把握する事が第一のコンテンツ企画となります。つまり、そこからがスタートです。
コンテンツマーケティングは運用と効果測定が難しい
コンテンツを軸としたWeb集客(コンテンツマーケティング)は、始めるのは簡単ですが、日々の運用が難しく、継続したくても出来ない企業様も多いようです。その理由の一つとして、施策自体の効果測定の難しさとコンテンツの評価基準にあります。
先ほど、コンテンツ制作の前段階からの成約を意識したコンテンツ企画がスタートするとお伝え致しましたが、実はコンテンツを公開してからが、もう一つのスタートになります。それは日々、各コンテンツのパフォーマンスの計測とその改善作業です。
リスティング広告の特徴 〜短・中期戦略型施策〜
先述致しておりますが、リスティング広告のクリック単価は高騰しており、その傾向は今後も続くと思います。ですが、リスティング広告運用は、現在でもとても需要があるメディアの一つです。長期戦略型のSeo対策とは逆で短期的な集客(期間セール)と成約を目的とするのであれば、非常に便利なメディアです。
しかし、中期戦略として常時配信する際は、日々の運用が必要になってきます。
効果測定のしやすさと結果が出るの迄の早さが魅力
なんといってもリスティング広告の魅力は、最短で当日には広告の出稿が可能で、効果測定がとても容易にできるところです。
費用対効果がここ数年減少傾向の企業様が多い
資金さあれば、どの企業様でも希望のキーワードでリスティング広告の配信ができることもあり、競合との差別化が出来ない(しづらい)のが、このメディアの特徴ですが、Seo対策とミックスして施策を行えば、施策の内容次第では、費用対効果の高い広告出稿も可能です。
結局のところ、どちらが費用対効果がいいのか?
それでは、本コンテンツの本筋であります、どちらの方が費用対効果良いのか?
につきましては、
- 長期戦略 = Seo対策(コンテンツマーケティグ)
- 短期戦略 = リスティング広告
となります。また、Seo対策とリスティング広告では、どちらも一長一短があり、その時々のサイトやビジネス(戦略など)の状況によりますが、めぐみやでは、以下の考え(理想)のもと、主にSeo対策でのWeb集客をご提案致しております。
Seo対策とリスティング広告の両方の良いところ活かして運用するのが理想
通常、Seo対策業者とリスティング業者は別々ですが、めぐみやでは、Seo対策とリスティング広告を一緒にお請けすることが大半です。そうするこ事で、両方のパフォーマンスを横断して解析し、 Webサイト全体の最適化や総合的なご提案が可能となりまして、より効果の高い施策が進行出来ます。また、めぐみやでは、7(SEO):3(広告)の割合が安定したWeb集客と考えております。
まとめ
めぐみやでは、サイト運営力でリスティング広告だけに頼らないWeb集客を各クライアント様にご提案致しております。そして、Web集客だけではなく、サイトに来てからの施策(ユーザー導線の最適化など)もアナリティクスの解析を元、成約率アップのご提案も合わせて致しております。
Web集客でお困りの企業様。是非一度、めぐみやにご相談下さいませ。御社だけの集客プランニングをご提案させて頂きます。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。