記事の監修
Web集客・マーケティングの専門家として、13年間にわたり厳格な基準と緻密な戦略をもって中小企業の成功を導く。
一時的な集客の手法に頼ることなく、中長期的な効果を持続させる本質的なWeb集客の構築に注力。
『恵ある集客を。』をスローガンに掲げてクライアント様のサービスや商品の核心的な魅力を、的確にターゲットに伝えることを重視したWebサイト運用をサポート。
「ホームページを開設して、自社商品をPRしても集客できない」
「ホームページで集客できていない原因が分からない」
「ホームページへ集客するための最適な改善策が分からない」
と悩んでいる企業の担当者の方は多いのではないでしょうか。
ホームページで集客できない企業には、必ず共通点があります。集客できない原因を明確にし、改善と対策を行うことで、アクセス数は確実に増えます。集客に強いホームページを作成すると、訪問者が増え売上拡大のきっかけにもなるのです。
本記事では、ホームページで集客ができない理由と、ホームページで集客を成功させるコツをご紹介します。また、確実に集客できる正しいSEO対策もご説明いたします。
広告宣伝費にコストをかけるよりも、その前に「集客に強いホームページへの改善」を行うことが、長期的な集客を成功させる効率的な手段になるでしょう。
- ホームページで集客できない理由を知りたい方
- ホームページで集客を行う重要性を知りたい方
- ホームページで集客を成功させるコツを知りたい方
目次
ホームページで集客できない原因
ホームページで集客できない企業には、共通した原因があります。以下の項目に当てはまっていないかチェックしてみてください。
ホームページの目的や目標が明確ではない
ホームページの目的や目標は明確でしょうか。目的や目標がなければ、ホームページを訪れたユーザーは、何を伝えたいホームページなのか理解できません。集客に強いホームページへの改善に取り組む際にも、目的と目標がなければ対策を打てないのです。明確な目的や目標は設定しているか、しっかりと社内で共有されているか確認することが必要です。
ホームページのターゲットが曖昧
ホームページのターゲットは明確に設定しているでしょうか。「多くのお客様にホームページを見てもらいたい」などのように、ターゲットが曖昧なままだと、誰のためのホームページなのかが分かりません。「どんな人にホームページを見てもらいたいのか」といったターゲットを詳細に設定することが必要不可欠です。
キーワードが適切でない
キーワードが適切でなければ、効率的なホームページ集客ができません。設定している「キーワード」は妥当でしょうか。検索エンジンで入力されるキーワードは、読者がホームページを訪れるための重要な役割を担っています。多くの人に検索されやすい「検索ボリュームが大きい」キーワードの場合、競合が多いため検索上位を目指すのは難しいものです。反対に、検索する人が少ないキーワードを設定しても、ニーズがないためそもそも検索されないという懸念点があります。
自社のホームページに集客するためには「適度な検索ボリューム」を意識したキーワードを設定する必要があります。
情報を更新せず放置している
ホームページを更新しないまま放置するのはNGです。ホームページを更新しなければ、検索エンジンからの評価が下がるだけでなく、企業の信頼も下がる可能性があります。また、情報が古いままだとユーザーに不安を与えてしまい、競合他社にユーザーが流れてしまうでしょう。最新情報でなければ、ユーザーがホームページを訪れるメリットがないため、集客には繋がりません。
ニーズのあるコンテンツ(情報量)が不足している
ホームページのコンテンツ量は十分でしょうか。ユーザーが「ホームページを訪れるメリット」となる情報が必要です。ただ単純に多くのコンテンツを作成するだけでは意味がありません。ユーザーがホームページを訪れて「役に立った」と感じるような、ニーズがある内容でなければ、いくら多くのコンテンツを作成しても集客には繋がらないのです。
品質の低いコンテンツがある
公開しているコンテンツの中に、品質の低いコンテンツが一つでもあると集客の妨げになります。Googleから「品質の低いコンテンツがあるホームページ」だと判断されてしまえば、検索順位を大きく下げる要因となります。また、ホームページ自体が検索結果に表示されない原因となるため、集客に繋がらないのです。
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専門性や独自性が低い
自社の専門性や独自性が低いことが、ホームページで集客できない原因かもしれません。ターゲットは、気になっている商品やサービスを他社と比べるためにホームページを訪問します。自社ならではの商品の特徴や、オリジナル性のあるサービス内容を打ち出すことが大切です。ホームページで他社にはない「自社ならではの魅力」を打ち出すことで、コンバージョンの獲得にも繋がります。
自社商品やサービスの専門性が高く、独自性があれば他社との差別化が図れます。
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ホームページのデザインだけを重視している
デザインを重視したホームページ作成をしていませんか。ホームページの見た目が非常に良かったとしても、ユーザーの導線やコンテンツがしっかり設計されていなければなりません。
パソコンだけでなく、携帯端末で自社のホームページを確認したことはあるでしょうか。ユーザーがホームページを訪れる理由は、デザインを見るためではなく、必要な情報を得るためです。見にくい構成では、ユーザーは離脱してしまいます。デザイン以上に、中身のコンテンツやユーザー目線の導線が確保されていることが、集客に繋がるポイントになります。
SEO対策をしていない
ホームページでSEO対策(検索エンジン最適化)はしていますか。ホームページで集客するためには、検索エンジンからより多くのアクセス数を集めることが重要です。非常に魅力的なコンテンツを制作したとしても、ユーザーがホームページを訪れるきっかけがなければ見てもらえません。検索結果で上位表示を狙うことが、費用対効果を高め、効率的な集客に繋がります。
また、SEO対策を行うことで効果測定が可能となるため、見込み客の集客、企業の認知度向上が見込めるといったメリットもあります。
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ホームページの運用体制ができていない
ホームページの運用体制は十分でしょうか。ホームページは継続的な情報の更新、CMSのアップデート、コンテンツの更新やアクセス分析などを行う必要があります。ホームページの運用体制ができていなければ、検索エンジンから高い評価は得られず、ホームページが表示されないなどのトラブルにもなりかねません。ホームページの運用体制を整えることが集客に直結します。
ホームページ自体が使いにくい
ホームページで集客できない理由は、ホームページ自体が使いにくいからかもしれません。ホームページの表示スピードが遅いと、ユーザーはストレスを感じ離脱してしまいます。また、メニューボタンの位置が分かりにくいと、ユーザーは見たいページが何処にあるか分からないため、情報を探すのを諦めてしまうでしょう。「ユーザーファースト」を意識したWebサイト構成にすることが、ホームページ集客を成功させるコツです。
業者に丸投げでホームページの効果検証をしていない
ホームページの運用を業者に丸投げしていませんか。業者に依頼したから集客効果が出ると安心し、業者任せにしてはいけません。必ずしも集客に成功するとは限らないからです。
自社のビジネスを一番良く理解しているのは、業者ではなく自社のスタッフです。ホームページ集客を成功させるためには、二人三脚で取り組むことが大切になります。
ホームページには目的や目標があり、その目的と目標に沿って効果測定を行うことが重要です。実施した集客施策はどのくらいの効果があり、どこまで達成できたのかといった指標を測定し、業者と密にコミュニケーションをとりながら分析・改善に務めましょう。
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ホームページだけで集客しようとしている
ホームページを作成しただけでは十分な集客は期待できません。ホームページへのアクセス数を増やすために、SEO対策やブログ、SNSやWEB広告などといった他のツールと組み合わせることが重要です。他の媒体とホームページを組み合わせて、ユーザーの導線設計を明確に行いましょう。ホームページだけで集客はできないため、しっかりとした戦略を立てなければなりません。
ホームページで集客する重要性
ホームページ集客は、やり方次第でいくらでも集客向上を目指せます。ではなぜホームページ集客がこんなにも注目されているのでしょうか。大きな理由を二つご紹介します。
企業の情報とイメージを発信し認知度を向上させる
ホームページで集客を行うことで、単純な企業の情報やイメージをユーザーに理解してもらえます。集客を行うだけで自社を知ってもらうきっかけになり、認知度向上が期待できるでしょう。また、企業としての印象アップに繋がり信頼性も高まります。
集客に強いホームページの作成は、不特定多数のユーザーにアプローチでき、マーケティングを活用することで企業そのものの価値を上げることが可能です。
集客に繋げ良質なユーザーを増やす
ホームページで集客することのメリットは、ユーザーのニーズに合致したコンテンツを作成でき、見込み客を確実に増やせる点です。つまり自社のサービスを必要としているターゲットに直接的にアプローチができます。検索エンジンで上位表示を維持できれば、リーチを増やしコンバージョン率(CVR)の割合も高くなります。
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ホームページで集客を成功させるコツ
ホームページで集客を成功させるには具体的にどのような取り組みが必要なのでしょうか。ここでは、ホームページ集客を成功させるコツをご紹介します。
目的と目標を明確にさせる
目的と目標を明確にさせましょう。そのためにはKPI(重要業績評価指標)を正しく設定することが必要です。プロジェクトの進捗状況を定点観測し達成状況を把握しましょう。目的と目標を定めることで、ホームページ全体の方向性やデザインも見直すことができ、解析や分析もしやすくなります。
ターゲット・ペルソナを明確にする
ターゲットとペルソナを明確にしましょう。「男性」「〇〇に興味がある人」などといった広い範囲をターゲットとするのはNGです。できるだけ多くのユーザーに発信したいと思ってしまっては、逆にユーザーには伝わりづらいホームページになってしまいます。
氏名・年齢・性別・居住地・家族構成・職業・趣味・価値観など、より詳細にペルソナの設定を行うことで、ユーザー視点のマーケティング展開や施策検討が実施できます。
自社の強みを見つける
ホームページ集客が上手くいっていない原因の一つに「自社の強み」を理解していないことが挙げられます。自社の強みを見つけることで、効果的に自社をアピールできる明確なプロモーション施策を検討しましょう。他社と比較した際に、自社が最も優れていることを打ち出すことが重要です。自社の強みを分析し、より明確に理解することがマーケティングやブランディングの活用をする上で非常に重要になります。
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競合他社を分析する
自社の強みを理解したあとは競合他社との分析を行いましょう。他者との比較を行い、集客に繋がる要因を分析することが必要です。ターゲットの比較やサービスの詳細、価格の比較や市場の分析など項目はさまざまです。競合他社を分析することで、適切かつ効率的なマーケティング戦略を打ち出しましょう。
自社ブランドに合ったデザインに
ホームページは自社ブランドに合ったデザインになっているでしょうか。デザインは、ユーザーの「自社に対するイメージ」を確立する大事な要素です。
集客を成功させている大手企業の場合は、長年使用しているデザインが自社のブランディング実績に繋がっています。しかし、未だホームページで集客できないのなら、現在のデザインが自社のイメージと合っていないのかもしれません。今まで使用していたデザインを変更してみることで、集客効果が出ることもあります。
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高品質なコンテンツ制作
ユーザーが必要としている情報は明確になっているでしょうか。ユーザーにとって魅力的なコンテンツになっているか見直しましょう。コンテンツ対策を行うことで、よりユーザーの興味と関心を引き付け、集客効果を高められます。コンテンツ作成の際は、ユーザーニーズを理解し、分かりやすい文章を心がけましょう。
必要に応じて写真や動画を活用することもポイントです。ユーザーが抱える悩みを解決できるコンテンツの作成を行い、効果的なコンテンツマーケティングを行いましょう。
情報量を増やす
ホームページに掲載されている情報量は適切でしょうか。一度ページに訪問して、全てのコンテンツに目を通し終えたら、ユーザーは再びホームページにアクセスしようと思わないでしょう。ユーザーが再びアクセスしたいと思えるほどの情報量を掲載することが大切です。
定期的に新たなコンテンツを追加することも、ホームページの集客に繋がります。ユーザーの興味を惹くNEWSやコラムを定期的に発信すれば、継続的にホームページへアクセスしてくれるでしょう。新規ユーザーの獲得だけでなく、リピーターを増やすことも重要です。
分かりやすい導線設計
ホームページ内での分かりやすい導線設計を心掛けましょう。導線設計とは、ユーザーに辿って欲しい動きを設定し、その順序のとおりに誘導させることです。
導線設計を行うためには、ユーザーが実際に辿った動きを把握する「動線分析」が必要です。実際にユーザーがどの順序でページ内を閲覧しコンバージョンまで達成しているか、どのページで離脱しているのかを分析してみてください。分析結果を基に、ホームページの導線設計を見直すことで、コンバージョンの獲得に繋がります。
WEB広告で集客
WEB広告を活用し集客に繋げましょう。WEB広告は効果測定がしやすいため、PDCAサイクルを回しやすいメリットがあります。また、自社のターゲットに対して的確にアプローチでき、24時間集客が可能です。しかしWEB広告で集客を成功させるためには、マーケティングスキルや文章力、デザインスキルなどといった知識やノウハウが必要になります。
WEB広告にはいくつか種類がありますが、ここでは代表的な3つをご紹介します。
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SNS広告
SNS広告とは、LINE・X・Instagram・FacebookなどのSNSプラットフォームに配信する広告のことです。SNS広告は、自社のサービスを、訴求したいターゲットに対して的確に広告を打ち出せるのがメリットです。新規ユーザーへのアプローチも可能で、自社の認知拡大に繋がります。
デメリットとしては、コストも比較的安く広告を出せますが、魅力的なコンテンツでないと費用対効果が下がってしまいます。また、炎上してしまうと自社ブランドのイメージが下がり、個人の名誉に関わる危険性もあるので注意してください。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、WEBサイトやアプリの広告枠に掲載されるインターネット広告のことです。画像とテキストのバナーで表示されることが多く、バナー広告とも呼びます。幅広いユーザーの目につく場所に広告を出すことで、潜在顧客にもアプローチが可能なのが大きな特徴です。
ディスプレイ広告は、テキストだけでは表現できない商品をアプローチでき、企業のブランディングも可能な上、リターゲティングもできる点がメリットです。
しかし、コンバージョンに繋がりにくく、具体的に改善すべき箇所が分かりにくいため、PDCAサイクルが回しづらいのがデメリットになります。
リスティング広告
リスティング広告とは、検索キーワードに連動した広告のことです。ユーザーが検索したキーワードに沿って、広告が検索画面に表示されます。ユーザーが検索した結果に応じて表示されるため、購買意欲の高い見込み客にアプローチすることが可能です。
リスティング広告は、広告表示だけではコストはかからず、クリックされることで初めて費用が発生する「クリック課金」がほとんどです。そのため低予算でも広告が出せます。
表示はテキストのみのため、静止画やバナーの作成は不要ですが、商品のプロモーションを行うには向いていないでしょう。運用するにあたっては、分析や改善を行い費用対効果を高める必要があり、専門知識とノウハウが必要です。
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SNSを活用する
ホームページで集客を成功させるためには、SNSを活用しましょう。ホームページで集客できない原因は、自社のSNSアカウントを持っていないことが原因かもしれません。
SNSにはFacebook・X・Instagram・TikTokなどさまざまな媒体があります。各プラットフォームは利用するターゲット層が異なるため、それぞれアカウントを作成しておくことがおすすめです。
自社の商品やサービスを紹介し、口コミを増やすことでより多くのユーザーの関心を惹くことが可能です。投稿内容に関心を持ったユーザーは、ホームページも覗いてみようと考えます。フォロワーを増やし、投稿をバズらせれば自然とホームページへ訪問するユーザーも増えるでしょう。
SNSで口コミを増やしバズらせることで「集客しない集客」を叶えることが可能です。
プレスリリースで集客
プレスリリースは、自社のブランドイメージや価値観をターゲットに伝えられる重要なツールです。ホームページで集客を成功させるためには、プレスリリースが非常に重要な役割を持っていると言えるでしょう。
従来では、報道機関に向けての情報提供が目的でしたが、現代ではターゲットに対する「価値のある情報提供」が主な目的となっています。ターゲットが興味を引くコンテンツを、適切なタイミングで発信することがポイントです。最新情報をいかに価値のあるコンテンツにできるかこそが、ホームページ集客を成功させる鍵となります。
定期的に情報更新を行う
ホームページは定期的に更新を行いましょう。適切なタイミングで情報更新を行うと、更新に合わせてホームページを訪れるユーザーが増えるためアクセス数が上昇します。SEOの検索順位も上がり、コンバージョン率の向上が見込めるのです。
ホームページを更新せずに放置すると、ユーザーに不安を与え、集客どころかリピーター率も下がってしまうため注意が必要です。「常に最新情報を得られる」ことがユーザーの安心感に繋がり、企業のイメージ向上にも繋がるでしょう。
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結果を振り返り改善
これまでお伝えしてきた集客方法を実施していく中で、結果の振り返りは必ず行ってください。上手くいかないまま現状の施策を続けても、無駄な時間を浪費しているだけになってしまうでしょう。
戦略を立てた結果集客が成功したとしても、その効果が永遠に続く保証はありません。途中経過の分析、現状の成果をしっかりと振り返る必要があります。ホームページは改善や修正を欠かさずに行うことが、長期的な集客獲得に繋がるのです。
ここでは、結果を振り返る方法や改善を行う便利なフレームワークを3つご紹介します。
PDCA
PDCAとは、Plan(計画)、Do(結果)、Check(評価)、Action(改善)の4ステップで行うフレームワークになります。ご存じの方も多いのではないでしょうか。
「Plan(計画)」は、どんな施策や戦略をどのようなスケジュールで実施していくのか、仮説を立てて計画を検討していきます。達成したい目標値を具体的に設定することが大切です。
「Do(結果)」は、計画を立て実施した結果を振り返ります。実際に取り組んだ施策内容や、具体的に達成出来たことを明確にします。良い効果も予想外の出来事もしっかりと記しておきましょう。達成できていないことも整理して、振り返ることがポイントです。
「Check(評価)」は、結果に対する評価のことです。結果を踏まえて、その施策を実施して良かった点と、悪かった点、改善すべきだと感じた点を明確にしていきます。なぜ上手く行ったのか、またはなぜ上手く行かなかったのか、要因を把握することで、次に取り組むべきことが見えてくるでしょう。
「Action(改善)」では、次のステップに向けた具体的な改善策を検討していきます。すぐに改善できることと、そうではないことに分けながら考えるとスムーズに次へ繋げられます。改善していく部分については、また新たにPlan(計画)でスケジュールと実施概要を決定していきましょう。
KPT
KPTとは、Keep(継続すること)、Problem(改善すること)、Try(挑戦すること)の3ステップ行うフレームワークになります。シンプルな手順のため、内容や人数に関わらず誰でも実施できることが特徴です。個人で実施した振り返りを、部署やチーム、さらに社内全体への振り返りとして落とし込めれば、より最適な改善策が生まれるでしょう。
Keepでは、現在の施策を実施していく中で継続すべきだと感じたことを明確にしていきます。良い効果が得られていることや、成功体験などが挙げられるでしょう。
Problemでは、その名のとおり改善点を洗い出すことです。ここで挙げられた改善点や問題点に対する要因を合わせて考えていくことを意識しましょう。全体での振り返りを行う際は、問題点に関しての個人への追求は行わないことがルールです。
Tryでは、前述を踏まえて新たに挑戦するべきことを考えていきます。ここで大切なのは「具体的な行動として提示していくこと」です。例えば「コンテンツの掲載が遅延してしまったため、気を付ける」ではなく、「コンテンツの掲載が遅延しないように、〇日前までに内容を確定させ、〇日前には関連部署同士で確認のためのショートミーティングを行う」などです。
YWT
YWTとは、Y(やったこと)、W(わかったこと)、T(次にやること)の3ステップで行うフレームワークになります。先ほどお伝えしたKPTとほぼ同じステップになりますが、KPTは「業務内容の改善に重点を置いた方法」に比べ、YWTは個人や部署での「経験を学びに活かす」ことが主な目的です。
YWTは、過去、現在、未来といった時間軸で振り返りを行えるのが特徴になります。
ご紹介してきた振り返りフレームワークを、一度きりではなく繰り返し行うことで、継続的な成果を生み出すことができるのです。個人だけでなく、部署やチーム単位で行い、社内全体で取り組めると良いでしょう。
SEO対策を正しく行い集客できるホームページへ
ホームページで集客できない大きな理由は、SEO対策が正しく行われていないからです。ホームページを検索上位に表示させることで、多くの人にアクセスしてもらえます。多くのユーザーの目に触れる機会を高めるためにSEO対策を行うわけですが、このSEO対策をきちんと行えていない企業が多いのです。
ここでは、SEO対策の正しい知識をご紹介します。確実に集客を獲得したいと思っている方は、SEO対策の正確な知識を学び、正しく集客戦略を行うことが大切です。
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タイトルやメタディスクリプションの最適化
SEO対策の一つに、タイトルとメタディスクリプションの設定があります。メタディスクリプションとは、Webサイトの説明文として検索結果に表示される文章のことです。オーガニックユーザー(自然検索ユーザー)は、サイトのタイトルとメタディスクリプションを一番初めに読み、どのページを訪問するか決定します。
どれだけ魅力的な情報を発信していたとしても、クリックしたいと思われるタイトルでなければホームページを見てもらえません。また「このサイトを読んだら悩みが解決する」とユーザーに思わせるメタディスクリプションの設定が必要です。
タイトルとメタディスクリプションは、検索ユーザーのファーストインプレッションとして非常に重要な役割を担っています。
内部リンク構造
ホームページの内部リンク構造を見直しましょう。内部リンク構造を最適化することで、ユーザーだけでなくGoogleもページを巡回しやすくなります。
どれだけ良いコンテンツを公開しても、ユーザーやGoogleに見てもらえなければ意味がありません。リンクを整えておくことで、ユーザーがホームページに滞在する時間を延ばせる他、Googleも迷わずページを巡回できるため評価に繋がることがメリットです。
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表示速度の改善
ホームページの表示速度を改善することもSEO対策において大切です。表示速度は、SEO対策において影響が大きいものではありませんが、顧客満足度に直結します。表示速度が改善されれば、サーバーの負担が減るだけでなくホームページ運用にかかるコストも改善されるなど、多くのメリットがあるのです。
表示に3秒以上かかるホームページは、一般的に40%以上のユーザーが離脱すると言われています。表示速度を改善することでコンバージョンの獲得率が上がり、検索上位に表示される可能性も高まるでしょう。
スマホ対応
ユーザーは、PCよりもスマホからホームページを見ることのほうが多い傾向にあります。GoogleもモバイルフレンドリーのWebサイトを高く評価するため、スマホ対応にすることはSEO対策において重要な要素となります。
スマホで見やすい文字の大きさやフォントになっているか、表や画像は適切な大きさになっているか、文章の行間は不自然ではないか確認しましょう。スマホでは直感操作がしやすいように考慮することが大切です。
PC・スマホ・タブレットなどさまざまなデバイスに合わせてWebサイトを適切に表示できる「レスポンシブデザイン」を導入することも一つの方法です。レスポンシブデザインを採用すれば、PCサイトとスマホサイトをそれぞれ作る必要がないため、修正の手間が省けます。Googleはレスポンシブデザインを推奨しているため、モバイルの検索順位に良い影響をもたらすでしょう。
被リンクの獲得
SEO対策において、被リンクの獲得は必要不可欠です。良質な被リンクを多く獲得できれば、外部サイトからおすすめされている質の高いホームページだと評価されます。有益な情報が載っているサイトと認識されることで、SEOの効果が期待できるでしょう。
外部サイトから自然に貼られたリンクを「ナチュラルリンク」と呼びます。ナチュラルリンクの数が多いほど、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を高めることが可能です。Googleが提示するE-E-A-Tとは、ホームページの品質を高めるための4つの評価基準になります。E-E-A-T自体はSEOに直結する項目ではありませんが、Googleが重要視していることは確実なため、検索順位に良い影響をもたらすでしょう。
キーワード戦略
集客できるホームページにおいて、キーワード検索は非常に大切です。検索ユーザーのニーズを汲み取ったキーワード選定ができれば、上位表示されるまでの時間を短縮できるでしょう。
キーワードを選定する上でのポイントは、ターゲットとペルソナの設定です。どんなターゲット層にホームページを見てもらいたいかによって、キーワードは異なります。例えば、冷蔵庫が壊れてしまい新しく買い替えたい場合、親が検索するキーワードは「冷蔵庫 スリム 大容量」ですが、学生が検索するキーワードは「冷蔵庫 一人暮らし 安い」になります。どんなターゲット層に対してどんな商品をアピールしたいのかを明確にし、顧客分析を行うことが重要です。販売したいターゲット層に合わせたキーワードを選定しましょう。
また、キーワードの検索ボリュームも確認してみてください。設定したキーワードで検索する人が多ければ多いほど競合サイトが多く、上位表示させるのは非常に難易度が高いです。しかし、検索ボリュームが少なすぎると、上位表示されてもそもそも情報を求めている人が少ないため多くの集客が見込めません。関連キーワードや複合キーワードも活用して、SEO対策を行うのが大切です。
コンテンツのリライト
コンテンツは一度公開して時間が経つと、情報が古くなります。コンテンツの価値が下がってしまうと、SEOにも悪影響を及ぼします。コンテンツのリライトを行うことで、検索上位を保つことが可能です。
リライトは、誤字を修正したり分かりやすい表現に書き換えたりすることではありません。リライトは、Googleの評価基準に沿ってより情報の鮮度を高め、ユーザーの役に立つコンテンツに書き換えることです。上位表示されている競合のサイトを分析し、コンテンツの内容により厚みを出すことで、さらにユーザーの悩みを解決しコンバージョン率を高めましょう。
確実なSEO対策は専門家へ依頼
ホームページで集客できない大きな原因は、SEO対策がしっかりと行われていないことです。SEO対策をしているつもりでも、実は理解しているだけで確実に効果を生み出せる仕組みになっていないこともあります。
正しくSEO対策を行うためには、専門家へ依頼するのも検討してみてください。自身でSEOを学ぶことも大切ですが、間違った認識をしてしまうと成果に繋がりません。自社で集客戦略を立て実行しているのに成果が出ていなければ、SEOに対する知識と認識が正しくない可能性があります。自社で専門的な知識を持つ人材がいなければ、専門家に相談することで確実な集客獲得が期待できるのです。
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Web集客は丸投げしても良い?専門家に依頼する際の注意点
確実なSEO対策は専門家に相談すると良いとお伝えしましたが「では、どの専門家に依頼すれば良いのか?」と感じる方もいると思います。
よく「Web集客の丸投げが可能です!お任せください!」といったフレーズを耳にします。しかし、Web集客の丸投げは良いことなのか、どんな外注先に依頼するべきか、お悩みの方も多いはずです。
ここでは、専門家に依頼する際の注意点をご紹介します。
Web集客の丸投げはホームページで集客できない
結論から申し上げますと、Web集客の丸投げは集客に繋がりません。専門家に丸投げして良いのは、社内での集客ロジックが確立していて、単純なリソース不足を補いたいと考える企業のみです。
「ホームページで集客を成功させたい」と試行錯誤している中小企業の場合は、集客できる仕組みを専門家と一緒に作り上げる必要があります。
Web集客の専門家は、お客様のビジネスやサービスを深く知ることから始まります。企業の売り出したいサービスや魅力を一番理解しているのは、お客様自身なのです。
企業様の現状を鑑みて、適切かつ効率的に集客する方法を、専門的な目線から紐解いていくのが我々の役割だと思います。
つまり、Web集客を成功させるためには、業者に丸投げせず、共にホームページを作り上げてくれる業者に依頼することがポイントです。
ホームページ集客は専門家との相性が重要
まずは専門家がもつWeb集客の経験や知識から、企業様にぴったりの施策や戦略を立てていく作業が必要です。そのため、専門家との円滑なコミュニケーションが必須となります。
専門家に依頼する際には、担当者との相性も事前にチェックしておくことがおすすめです。上手くコミュニケーションがとれなければ、認識のすり合わせに時間がかかってしまい、集客できるまでに余計な時間がかかってしまいます。
なるべく短期間で成果を出したいと感じている方は多いはずです。専門家と問題なくコミュニケーションがとれるか、事前に確認しておきましょう。
予算に見合った費用対効果が得られるか
専門家に依頼する前に、予算に見合った費用対効果が得られるか確認しておきましょう。「どのくらいの費用がかかるか」比べることも大事ですが、「費用に見合った効果が得られるのか」という観点で検討していくことも大切です。
コストが低いという理由だけで業者を選んでも、効果が出なければ意味がありません。また、高額なコストをかけたからと言って、成果が必ず出るとは限りません。これは実際に依頼してみなければ分かりませんが、事前に可能性を予測しておくことは出来るはずです。
外注業者の実績を確認しておきましょう。なるべく自社と同じビジネスや業界の中で実績があるかどうかを調査しておくことがおすすめです。専門家にも得意分野がありますので、経験したことがない分野よりも、ある程度の実績があるほうが、確実な成果が期待できるでしょう。
めぐみやのWeb集客コンサルティング
最後に、弊社のサービスをご説明させてください。めぐみやは、Web集客コンサルティングを得意としております。お客様のビジネスに見合った、最適な集客プランの提案が可能です。
一時的な施策ではなく「長期的に集客し続けられるホームページ」を作り上げるために、これまでの経験と専門的知見から改善策を検討し、売上アップと集客獲得を目指します。
「ホームページで集客できない」とお悩みであれば、ぜひ無料相談を検討してみてください。弊社の実績は、当ホームページ内に取り上げております。少しでも気になった方は、ぜひご覧いただければと思います。
めぐみやのWeb集客コンサルティング
Webサイトを活用して売上と利益向上を目指しませんか?
めぐみやが集客からサイト運営まで一貫してサポート致します。
まとめ
ホームページはただ作成しただけでは意味がありません。ホームページで集客できない企業のほとんどは、目的や目標が明確でなかったり、正確なターゲット(ペルソナ)が不明確だったりします。ホームページはユーザーの悩みを解決する重要な役割を持っているため、継続的に最新情報へアップデートを行うことで自社のブランドイメージ向上にも繋がります。
ホームページの運用を的確に行うことで、集客に繋がるマーケティング戦略を立てるのに役立つでしょう。自社の強みを理解し、競合他社との分析を行うことで、的確な集客効果を得ることができます。
また、ホームページ集客の効果を発揮させるためには、正しいSEOの知識を身に付けて対策を行うことが重要です。
本記事ではホームページで集客を成功させるための原因とコツをご紹介しましたが、結果が出なかったり状況改善が見込めない場合は専門家へ相談してみましょう。
ホームページで集客ができない原因を的確に分析し、改善するためのアドバイスを聞いてみるのも良いかもしれません。業者に丸投げするのではなく、集客に強いホームページを共に作り上げていくことが成功の鍵となります。
- ホームページの集客は目的とターゲットの明確化が重要
- ホームページ運用体制を整え、効果検証と改善の繰り返しが成功のポイント
- SEO対策と同時にWEB広告を活用することで集客に繋げる
- 確実にホームページで集客するなら専門家への依頼がおすすめ
ホームページの集客に関するよくあるご質問
最後によくあるご質問をいくつかご紹介致します。
みなさまのWeb集客にお役に立てば幸いです。
その他、ご不明な点がございましたら以下のリンクよりお気軽にご相談下さいませ。
無料オンライン相談はこちらからどうぞ。
Q
ホームページからの集客がうまくいかないのはなぜですか?
A
集客がうまくいかない主な原因は、ターゲット層が不明確、コンテンツが不十分、デザインに過度にこだわりすぎ、更新頻度が低い、SEO対策が不十分など多岐にわたります。
Q
ホームページのアクセス数を増やすにはどうしたらいいですか?
A
アクセス数を増やすためには、内部・外部SEO対策の強化、SNSやメディアからの集客、効果的なキーワードの選定とターゲット設定が必要です。
Q
コンテンツの質を向上させるにはどうすればよいですか?
A
コンテンツの質を向上させるには、ユーザーが求める情報を提供し、定期的な更新、SEO対策を施し、デザインと使いやすさのバランスを考えることが重要です。
Q
SEO対策で注意すべき点は何ですか?
A
SEO対策では、内部最適化、的確なキーワード選定、被リンクの獲得が重要です。また、長期にわたって効果を維持するためには、定期的なサイトの改善が必要です。
Q
SNSを活用した集客方法は?
A
SNSからの集客では、ターゲットに合わせたコンテンツの共有、広告の利用、ユーザーとの積極的なコミュニケーションが効果的です。SNSを通じてホームページへの導線を明確にすることが重要です。
Q
ホームページのデザインを考える上で重要な点は?
A
デザインを考える際には、ユーザーの求める情報へのアクセス容易性とサイトの使いやすさを最優先に考えるべきです。視覚的魅力も大切ですが、機能性とバランスを取ることが肝心です。
Q
ホームページ更新頻度の影響は?
A
定期的な更新は、ホームページの情報を新鮮に保ち、検索エンジンによる評価の向上にもつながります。更新頻度が低いと、ユーザーの訪問頻度も下がり、SEOパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。
Q
ペルソナ設定の重要性は?
A
ペルソナ設定は、ターゲット層の具体的なイメージを作り、マーケティング施策の方向性を決定するうえで非常に重要です。細かく設定することで、より効果的なコンテンツを作成し、集客を成功させることができます。
Q
ホームページの運用体制を整えるには?
A
効果的な運用体制を整えるには、社内に専門部署を設けるか、専任担当者を配置するか、Webマーケティング会社に相談することが推奨されます。運用体制が整っていないと、集客施策の実施やサイトの更新が滞りがちになります。
Q
ホームページ集客において外部広告の利用は有効ですか?
A
外部広告の利用は非常に有効です。ディスプレイ広告やSNS広告などを利用することで、ターゲット層への効率的なアピールが可能となり、潜在的なニーズの顕在化やリンククリックを促進することができます。
Q
ホームページの情報はどのくらいの頻度で更新すべきですか?
A
ホームページの情報は定期的に更新することが推奨されます。最低でも年に数回は、季節やイベントに合わせた情報更新を行うことで、ユーザーの関心を引き続き保つことができます。
Q
ホームページでの集客にメールマーガジンは効果的ですか?
A
メールマーガジンは、既存顧客や見込み顧客に直接アプローチができるため、ホームページ集客に非常に効果的です。特に興味を引くコンテンツと適切なCTA(行動喚起)の最適化が成功の鍵となります。